ラプンツェルタイプの人間不信と絶望

こんにちは!

今日も24タイプ診断の話です。

 

ラプンツェルタイプさんは、ベースに「人間不信(諦め)」と「絶望」があります。

なのでラプンツェルタイプさんは、他人を恨みませんし、他人に不満を持ちません。

これは人格ができているからではなくて、最初から信頼してないからです。

恨んだり不満を持っているのは、青い鳥さんです。
それは他人を信頼しているから。つまり、他人が「自分と同じ人間」に見えているからです。

この人間不信と絶望を、青い鳥タイプの人はどうも感覚的に?理解できないらしいです。
羨ましい😊

青い鳥さんの人間不信は「個人」に対するものなんです。

ラプンツェルさんの人間不信は「個人」には向きません。
「人類絶滅しろ」という感じです。「個人個人は頑張っている」という目線は常にあります。

ラプンツェルタイプの人も、「人間不信?」「絶望?」となる人はいます。
それは「あまりにも当然のこととして諦めている」ので、諦めていることにも気づかないだけです。
自分では「それなりに他人を信頼してやってきたし!希望もある!」と思っている。しかしその信頼は「あの人は10分も無料で私と会話をしてくれた!だから、この世界って素晴らしいのかも!」みたいなレベルであって「人間を信頼する」ということには程遠いです。

よね?ラプンツェルさん?

ラプンツェルさんは「この世界って素晴らしいのかも!!」という妄想がすごく強いです。

ラプンツェルさんは基本的に前向きで、なぜなら全てのことを加点方式に設定しているからです。でも、それは「人間不信と絶望」の上に築かれている加点方式なのです。
だって「人間不信と絶望」の上に減点方式したら普通に死ぬしかないじゃないですか。でも死にたくはないです。だから加点方式をナチュラルに採用しています。

自分にも、他人にも、環境にも。

青い鳥さんは減点方式が好きです。なぜならいくら減点してもベースに「人間界に対する安心感」があるので、それでいいんです。「ちょっと太ってる」とか「あの人意地悪だった」とかそういうことで減点していき、「生きていくのが辛い〜っ!」と嘆いています。(disってません。本当にそれで死ぬ人もいます。)

そして、青い鳥さんも、ラプンツェルさんも「どこかに優しい世界ないかな?」って思っています。

それで結論から言うと、青い鳥さんは「今いるところが優しい世界だよ」であり、ラプンツェルさんは「あなたが優しい世界を創るんだよ」なんですよね。

ラプンツェルさんの人間不信と絶望を説明するには、酔っ払いの中にいるシラフの人という表現がいいのかなと思いました。

誇張した表現を今からしますが、心理的な描写なので。

深夜3時くらいのクラブがこの社会だと想定してください。そこは爆音が流れていて、全員が泥酔しています。

大声でゲラゲラ笑っている人、無心に踊り狂う人、トイレでセックスする人、ドラッグをやっている人、ナンパしている人、怒鳴っている人、壁に拳を打ちつける人、殴り合い喧嘩をしている人、説教している人、号泣している人、服を脱ぎだす人、盗む人、吐いている人、漏らしている人、などの人々が、蠢いている深夜のクラブです。(私はこのPVを見た時に「お〜これだ!」と思ったのですが、不快な描写もあるので苦手な方はスルーして。)

あなたは、生まれた時にそこにいました。

だから「あっ!ミラーボール綺麗だな〜」とか「この曲はいい曲だな〜♪」とか「あの泣いてる人のスカートのデザインかわいいな〜!」とか思って、明るい気持ちで生きてきました。

「この世界には、いいところがいっぱいある」と思いながら。

普通に話していると思った相手から前触れもなく緑色の吐瀉物を吐きかけられても「やられた〜!まぁでもしょうがないか☆」と思って生きてきました。

その相手に「ごめん!」と言われれば「謝ってくれた!いいひとだ♪」と思います。

泣いている人を慰めてみたこともあれば、怒っている人をなだめてみたこともある。
酔っ払いのふりをして全裸になって踊ってみたこともありました。
ドラックを摂取すればいいのかと思ってたくさん飲んでしまったこともあったかもしれません。
殴り合いをすれば人同士の信頼関係ができるのかも?と思って流血沙汰を起こしたこともあるかもしれません。

どうすれば生きられる?と真剣に考えて、人生を通してずっと挑戦し続けてきたのです。
そして挑戦すればするほと「あーこの世界で私は無力だ」という気持ちを深めていきました。

でも、いろいろな経験を積んだラプンツェルさんはそれでも前向きに生きていこう!腐らずに生きていこう!と思います。ミラーボールがキラキラしているのを見ながら「私が好きな曲が流れた時には踊って楽しく生きよう!」と思いました。

ラプンツェルさんは「それが『好きなことをして生きる』ってことだ!」って心底思いました。

それが「生きるのが許されてる状態だ」。

これがラプンツェルさんの「人間不信(諦め)」と「絶望」です。

暗ぁあああ〜〜〜〜!

正月早々暗ぁああああ〜!

そんでこの暗い人間不信と絶望を瞳に宿した「優しい人」を見ると私は「あ!ラプンツェルさんだ」とすぐにわかってしまう。ラプンツェルさんが優しいのは「優しくありたい」と思っているからで、それは人間不信と絶望を人に悟られたくないからなんですよね。

カウンセラーやってた時もラプンツェルさんはすぐに分かったなぁ、今思えば。みんな元気かな。

私は、この人間不信と絶望が、ずいぶん奇跡的によくなっているのを感じます。何しろブログに冷静にかけている時点でかなりのことですし。

今の時点で分かったことは、これはその場所を出れば勝手に治っていく。

ラプンツェルさんは「いつまでも子供でいたい!守ってもらいたい!」という気持ちがあります。
いつまでも子供でいたいのは、まだ人間を信じていたあの頃に戻りたいからだし、守られたいのは、誰かが「大丈夫!?ここやばいよね!?もう大丈夫だよ!!」って言って助けてくれる日を待っているからなんです。

でも「子供でいたい。守られたい。」は全て妄想。

実際はもう人間不信だし、誰もそういう意味では助けてはくれませんから(助ける必要がある場所じゃないからね)他の方法を探した方がいいんです。
でもいつでも白馬の王子様に憧れているし、自分は無力で守ってもらいたい存在なんだ!って執着はあります。
あっていいんですよ。ちょっとずつ「自分で自分を助けてあげれば?」、「自分をそんなに嫌わなくていいんじゃない?」を実践していく。「自分で自分を救って、自立すればいいんだよ」です。

そうは言っても「助けを諦める」とか「大人になる」ってことは全力でイヤなことなので、自立したくない!!を実践している絶賛ラプンツェル拗らせ中は「無理無理!怖い!」ってなるかもしれませんね。

しかし実際はやれます。

「無理よ!このロープ切ったら私死んじゃうから!」って言ってるうちに、そのロープが切れるんですけど、切れた時に「きゃあああ」って言いながら、隠し持っていたピックで崖を全力で登っていきます。

そうするのが悔しくて死ぬ人もいるだろうけど、ほとんどの人は登るだろうね。

そして、崖を登り切ったところで「あー死ぬかと思った!」と言います。

周りの人も「死んだかと思った」って言います。

あはは!

私はそれをなぜか何度か実践するハメになり、驚くほど人間性は回復していますし、人間関係も安心できるものになりました。だからこそ「あ、いよいよ、そこか〜」というところ。

いよいよ本番か〜。

私の人生の目標は「もっとマシな場所に行く」だったんですよ。

しかし今、マジで「マシな場所」に到達してしまった。
そうなったところで、頭が真っ白になってしまった。

必死に走ってゴールテープ切ったら「あれ?えーと、これがゴールじゃないの?」って。
「違います、今切ったのは、ゴールテープではなくて、スタートテープです」と言われてる。

今、私は何か、また枠の外に出ようとしている。私は、というか、私の魂は、というべきか。

疲れた。

ラプンツェル疲れた。

しばらく全てを投げ出して休みたい。

そのあと頑張るから…お願いします………


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