憑依体質の克服は、人間としての自由意志の解放に直結する

ご質問をいただきました。
ありがとうございます


みなさん、こんにちは。

私が見たかぎり、このかたはご自分が出している波動に無頓着です。
よって波動が低くなっていても「しょうがないか〜」と思っていますし、そう思っているので、波動が変化したことに、気づいていません。
そして、気づいていないし無頓着なので、その下がった波動をあげることができないのではないでしょうか。

シンプルに、主体的に生きるというのは「自分で好きなように波動を選択する」ということです。
なので、自分が出している波動をモニタリングすること、そして望ましくない波動を出しているときに、それを変える行動を起こすことが大切です。
それが主体的に生きるということであり、自由意志に基づいて行動するということです。

出来事それ自体を防ぐことや、変えることはとても難しいです。
できることは、波動を変えることです。

これは霊媒体質、霊障ということに限ったことではありません。
この世界には低い波動がもたらす現実と、高い波動がもたらす現実があります。
憑依だけではなく、例えば依存、喧嘩、暴力、事件や事故など、波動が低まった時に起こる出来事があります。
逆に、和解や理解、良い人との出会い、安心感をもたらす出来事など、波動が高まったときに起こる出来事があります。

霊障や憑依は波動が低まった時に起こりますが、それは現実的に、痴漢にあったようなものです。
波動の観点から見ると、全て霊的な出来事なのです。

これらに対してプロテクトするというのは、あくまで「波動を高めておく」ということがプロテクトになるのです。

物理的(丹田などを使って、体の周りのエネルギーフィールドを強くする等)対処法よりも、大切なことは「波動が上がるか、下がるか」なのです。

なので、プロテクトやお守り(防災など)が、かえって波動を下げることもあります。

例えば、面倒臭いなぁとか、何故こんなことをしなければいけないのか、とかいう気持ちでプロテクトをやると、波動が下がってしまいます。

プロテクトの目的は、外敵の侵入を防ぐことではありません。
プロテクトの目的は、低い波動の影響を受けにくくし、自分が望む波動の高さを保つためです。
なので、自分自身が大自然の聖地になったように光り輝いて、自分の周りにあの清浄な風が流れている状態にする、ということです。
そのための集中を高めるために、丹田に意識をおろし、自らの存在をハッキリさせる必要がある、ということです。

お守りもそうです。
お守りがないと怖い目に合う、私はお守りに守ってもらわなければいけない弱い存在だ…という思いでお守りを持てば、波動は低まります。
そして、低い波動に共鳴した現実が想像されます。

いつか災が起こったらどうしよう、怖い、できることはないか、あれも不安だ、と心配な気持ちで防災しまうと波動は低まります。
実際に災害が起きる、ということを言いたいのではありません。
波動が低まる結果が起きます、と言いたいのです(例えばツイてないと感じること、トラブルなど。)

波動に関して言えば、手段は関係ないのです。

なので、自分や感じた嫌な気持ちをごまかそうとしたり、紛らわそうとして、プロテクトや瞑想などをすることは、波動を低める結果になります。
趣味や、好きなことも同じです。
好きなこと、楽しいことをやってください、そうすれば波動は上がります、と言っていますがこれは目的がすり変わっていたら意味がないのです。
例えば、すごく我慢していて嫌な気持ちなったとします。
その我慢をなんとか誤魔化すために、楽しいことをやっては、波動が低まってしまうのです。
(我慢し続けるということを選択したので。)
我慢していて嫌な気持ちになったときに、波動を高める方法は、我慢をやめることです。
すぐに辞められなくても「絶対にここから抜け出す」と自分自身に誓うことです。その決意が揺らぎそうになったら何度でもそう誓うのです。
我慢をやめたら大変なことになる、我慢するしかないんだ、と思っていると、結果として何をやっても我慢する現実が続いてしまうのです。
それは波動を高く保ったり、低まった波動を元に戻そうとする目的で、手段(=自由意志に基づく行動)を使っていないからです。

例えばとても波動が低い土地で、居心地が悪く、未浄化霊などがたくさんいる場所に住んでいるとしましょう。
すぐにはお金もかかるし引っ越せない、だからなんとかここに住み続けられないか…と思って、頑張ってプロテクトします。
しかし、気を抜いて波動が低まった時、憑依が起こります。「なんで!プロテクトしてたのに!私は自由意志を手放していない!」と思います。
しかしその場所に住む、と自由意志を使って選択したのはあなたです。
そして、その場所に住み続けると選択したのはあなたです。
その選択の結果、波動が低まってしまったのです。そしてそれを目的として、プロテクトしたり、ヒーリングしたり、お守りを買ったりetcの行動を起こしていると、余計に具合が悪くなってしまうのです。
波動に無頓着だと、このように「一見それらしく見えるけれど波動が低まってしまう」選択をしてしまいがちなのです。
「なんとかしてここを抜け出す!絶対に。私にとって居心地の良い場所に動くことはできる!」と思ったら波動が戻りますので、行動も変わり、そういう現実が作られます。

波動というのは非常にシンプルです。
低いものにフォーカスすれば低くなりますし、高いものにフォーカスすれば高くなります。(低いのが良い、高いのが良い、というわけではありません)
リトマス試験紙のように、正直に結果がでます。

今自分がどのくらいの波動を出していて、どのくらいのものと共鳴しやすいのか、という観点でモニタリングしてください。
過去を振り返る時も、そのとき自分はどのくらいの波動を出していて、結果として何と共鳴したのか、という観点で振り返ってください。
温度計のように常に、自分の発している波動を観測してください。(実際の温度計はありませんが、みなさんには自覚できるセンサーはありますので)

ありがとうございました。


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