みなさんのこんにちは。
現実は、すぐには動きません。
しかしそれは現実は動かない、ということではないのです。
みなさんを支配している思考パターンの中で、最も大きいもの。
それは「現実が変わらない」という思考のパターンです。
言い方を変えると「現実に対して、自分は無力な存在である」という信念です。
そしてその信念に従ってしまうと、
短絡的に、刹那的に生きることになります。
どう生きたって関係ない。
そのデカダンスがこの世界を支配しています。
結果として、不本意な現実を変えることはできません。
しかし、退廃的な短絡思考は、現実的ではない思考です。
反転した思考です。
現実を変えることができるのは、ただ一人、自分だけである。
というのが真実です。
このことをお伝えすると、かえって打ちひしがれてしまう時もあるのです。
それは目の前の現実が、あまりに辛く、思い通りにいかなく、とても耐えられないと思う時です。
「じゃあこの現実はなんだ。私はこの現実に対して、あまりに無力ではないか。」と思いたくなるのは、そういう時です。
現実は「すぐには」変えることができないのです。
今体験している現実は、変えられないのです。
なぜなら現実はあくまで「結果」だからです。
タネを撒いてもすぐには収穫できません。
逆に今、果実がなってしまっている時に、タネを撒く時に戻ることはできないのです。
このことがわかっていないと、土地を耕そうという気にもらならず、種を撒いてない荒れた土地の前で、ぼんやり思いつきだけで、過ごすことが人生だと思ってしまいます。
それは人生ではないのです。
みなさんは今まで、自分で土地を耕して、自分の好きな種を植えていいんだよ、ということを教わってきませんでした。
現実がどのように創造されるかを、知らされていませんでした。
現実はどのように想像されるか。
それは出したものがかえってくる、という原理原則です。
出したもの、とは何かというと、エネルギーです。
みなさんはいつも色んなエネルギーを出しています。
無自覚にです。無防備にです。
それを調整せずに、なんとなく出しています。
なぜかというと「エネルギーを出して、それがかえってきて現実になるよ」ということは誰も教えてくれませんでしたから。
「エネルギーが存在するよ」とすら教えてもらえませんでしたから。
体感的に現実を作ることに長けている人は、今どんなエネルギーを出しているかを注意深く観察しています。
これは信仰とか、スピリチュアルが好きとか、そういうこととは無関係に、そうしています。
それは器用な人、敏感で才能のある人だけですが、教わらずにそれを体感的に知っている人はいます。
現実はすぐには変わりません。
しかし、すぐに変えられるのは「出すもの」です。
それが戻ってくると現実は「変わっている」のです。
どん底にいても、地獄にいても、何か心の奥に、何か燃える、くすぶる、希望のような光のエネルギーを感じることができたら…
現実は変わります。
その光にもっともっとずっと、フォーカスしていってください。
「そんなものはない!」と退廃に陥りたくなる時もあるでしょう。
しかし1日に1分、そこにフォーカスできることができれば
やがて、1日に30分になり…徐々に現実が、変わってくる…それを目の当たりにするでしょう。
その速度は、全世界的に、日に日に早くなっています。
あり得ないようなことがでも、あり得ない速度で、今の地球では現実化します。
今辛い現実を目の前にしていて、それを変えることができないからと言ってあなたが無力なわけではないのです。
あなた次第で、出す波動を調整することはいくらでもできます。
自分に甘くしてみようか、思いっきり泣いてみようか、いっそ大声で笑ってみようか、ずっと見たかったあれを見てみようか、あの人に会ってみようか、あそこに行ってみようか
今見ているこれを止めようか、この考え方はやめた方がいいとか、この食べ物を食べるのは止めようとか、とにかく「出すエネルギー」という観点から行動を選択していくのです。
こうすることによって自分の波動はどうなるだろう?
どんなエネルギーを出すだろうか?と。
人によって、波動を調整する方法は様々です。
そしてこのことに気づいている人、もしくは教わって実践している人は、どんどん細かく波動を調整していきます。
自分や相手の発する言葉の一つ一つの波動まで、注意深く観察しています。
みなさんにも、それは可能です。
短絡的思考は退廃であり、要注意です。
現実は「すぐには」変わりません。
現実は結果としてやってくるもので、ただ待っているものです。
テストの結果を返された後で、点数を変えることはできません。
やるべきことは、今出す波動を調整することです。
それが結果として現実を変えるだけの話なのです。
ありがとうございました。
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