ここで彼らは、波動領域をあげる、という試練にあうのです。
(前回の続きです)
波動領域をあげようとすると(本国の暮らしに戻ろうとすると)、自分のやった行いに対する罪悪感や、自罰意識が湧いてきて、戻ることができないのです。
「自分はそんな暮らしをする価値がない」
「死んでいった仲間を前にしてのうのうと生きている」
「自分がやったのは恥ずべき行いで自分は許されてはいけない」
という檻の中で地獄にフォーカスした波動領域をあげることができないのです。
そして、彼らは、地獄に居続けるため破壊的な行為などを行ってしまいます。(依存や自害など)
簡単に言うと、これが、カルマにより設定された次元の壁です。ある一定の波動領域に自分のフォーカスを閉じ込めてしまって、そこからがんとして出て来なくなってしまうのです。
しかしこの次元の壁は、自らの意思(意識エネルギー)によって突破することができます。(逆に自らの意思以外で突破することはできません。助けを借りることはできますが。その場合も「助けを求める」というのは自らの意思なのです。)
やった・やられたとか、
許す・許さないという考えは、
ある次元で起こっている事象なのです。
それは”事実”ではないのです。その次元の「物の見え方」にすぎないのです。
「被害者と加害者がいる」という次元もあります。
しかしそれは事実ではないのです。
つまり、逆に言えば、その次元にとどまっている限り、いくら誰かに「自分を(誰かを)許してあげて」と言われても、そんな気分にはなれないのです。
いくらセラピーをしても、なかなか良くならないのです。
それは波動のことを教わっていないからです。
次元の壁はこういう大袈裟(カルマティック)なものもありますし、例えば自分が信じている教えによって、次元の壁を作る場合があります。
わかりやすい例だと「ばちが当たる」とか、「人間は罪深い存在だ」とか、「これは私の信じてる◯◯教の教えとは違う」とか、そういう感じです。
教育もそうです。「教わったことと違う」「お父さん・お母さんが教えてくれたことと違う」「そんなことはしてはいけないと教わった」という感じです。
トラウマのような体験があってもなくても、多くの人は社会に埋め込まれた意図的に作られた思考の壁によって次元上昇を阻まれてしまいます。
逆に次元の壁を越えるために他者や教えが役に立つこともあります。
許しが起こっている次元にフォーカスするために、信仰が役に立つときもあります。
ある次元では「すでに許しが起こっている」「常に癒しが存在している」ので、そこの波動領域にフォーカスするために、助けになる手法が残っているのです。
高い波動の人と会うと、同調によって自分のフォーカスもズレることがよくあります。(聖人などが起こしている奇跡などはその例ですね。)
しかし、いずれは、それらも「壁」として、超えていくことにもなるのです。
教えを捨てていくことも必要となるのです。
何が壁になるか、それは、波動領域によってです。
その人の成長の道によって、何が壁となるかは、本当に色々なのです。
食べ物が変わることがあります。
(ある食べ物が波動を下げている、ということがあります。薬物などもそうです)
色々な習慣が波動を下げている場合もあります。
その場合はそれが壁になったりもします(波動を上げていくと、それを断ち切る現実を引き寄せます。)
他人が立ちはだかるときもあれば、仕事や環境などの状況が立ちはだかることもあります。
住んでいる場所を変えざるを得なかったり、趣味や好きだと思っていたものも、次元の壁になったりするのです。
(どれも、一例であり、全てではありません。自らの波動の選択に関与しているもののうち、もっとも壁に近いものがオートマティックに引き寄せられます)
波動を上げていくと、からなず、次元の壁のぶつかります。
しかし、次元の壁を越えるための方法もまた、波動を上げることだけなのです。
壁と取っ組み合いをしてはいけないのです。
例えば、夢を追いかけようと思ったら、家族に反対された。
これは思考の檻なのです。
家族に反対された、というのは事実ではない。
なので、その家族と取っ組み合いをしてはいけないのです。
言うことを聞かせようとした時点で、波動の壁に負けているのです。
それにも負けじと波動を上げて、上げて、上げてゆく。そうすると家族の顔が変わる、状況が変わる、何もかもが「変わっていく」。
みなさんができるのは自らの出す波動を調整することだけです。
現実を変えようと思ったら負けです。
波動を変えるのです。
自分の思考の檻を破るのです。
解放、解放、解放していく。
自分を自由にしていくこと。
これが成長です。
その結果、優しくトラブルのない、みなさんが望むような毎日になります。
そして、それに集合的に人類が取り組めば、文明は進化し、愛のテクノロジーが繁栄し、人々の叡智は、創造主と等しいレベルにまで押し上げられるのです。
どんなに「良き人間」になろうと努力したって、波動のことを無視していたら、うまくいきません。遠回りで、下手すると挫けてしまってかえって暗い人間になってしまいます。
次元の壁を越えること抜きに、人格が変化することはあり得ないのです。
あなたが意地悪な時、それは、あなたのせいではなく、あなたの波動領域のせいなのです。
あの人が優しくて素敵に見えるのは、あの人がスゴイのではなく、あの人の波動領域のせいなのです。
あなたも、あの人も同じ人間です。
人間は万物の霊長です。
成長と努力を一緒に楽しみましょう!
これ以上ないエキサイティングな旅になることをお約束します。
ありがとうございました。
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