みなさん、こんにちは。
民族の(集団の)成熟度を測る尺度は、霊性です。
それは都市化の程度や、産業テクノロジーの高さとは関係のないものです(霊性とは比例しません。)
進化した文明とは、霊性が高い文明のことです。
霊性というのは、波動についての習熟度です。
かつての人間は波動のことを熟知していて、誇りを持って民主的な文明を築いていました。
集団のレベルで波動を高い水準で安定させることができると、何が起こるか。
一人一人が、自分の適正にあったことをしている状態になります。
波動が上がると、余計なことができなくなるのです。余計なこととは、例えば「他人と比べる」とか「不満を持つ」とか「劣等感に苛まれる」とかそういうことです。そうではなくて、能力の低い人も高い人も、自分の持ち場に誇りを持っていましたし、自分の仕事を淡々とやっていれば問題なく生きていけたのです。
これは今も、みなさんが波動を上げていくと起こることですが。
民主的な文化とは、助け合いの文化なのです。
平等ではないのです。平等だと助け合うことができないのです。
皆が、自分の適正にあっていることをしていると、自然とそれが人を助けることになるのです。
霊的に進化した文明では、波動の習熟度が高い人がリーダーになりました。
身分制度もしっかりとしていました。それは波動の習熟度によってです。低い身分の人が虐げられたりすることはありません。彼らにもきちんと仕事があり、その人たちがいないと社会が回らない、ということを全員が理解していたからです。全ての身分を大切にしていたのです。
リーダーは、人より偉いのではなく、単純に能力に割り振られた才能なのです。
なぜかというと波動を高い水準で保つことができると「計算が早い」のです。つまり「どうすればいいか」を導き出す速度が早いのです。
人々も波動の性質をよく理解していましたので、困ったことがあればリーダーに聞き、どうすれば良いかを尋ねました。
それは、盲信ではなくて、相手の波動を見て、その人を信じる、と決めていたということです。
その代わりリーダーには大きな責任を伴います。つまり、波動を高める努力をちょっとでも怠ってしまったら、大変なことになるわけです。だからリーダーになれたら安泰とか、そういう考えは一切ありませんでした。
また、波動に習熟した人は学校の先生にもなりました。子供たちに波動のことを教えるためです。教育は、民族の要です。子供達に早い段階から「自らの波動を観察し、それを自らの意思で調整すること」を教えるのは、民族の退化を防ぐためにとても重要なことでした。
あとは波動の習熟度が高い人は、医者、研究開発者、などでしょうか…いわゆる「先生」と呼ばれる職業に就くような感じでしたね。いわゆるリーダー格です。
でも、それらの人々は個性が薄いのです。
なので文化的なところでの繁栄の主役になるのは彼らではありませんでした。
それは次に波動に習熟した人たちです。個性が強かったので、芸術家、職人、農業、作家などになりました。
彼らは全体の進化に影響を与えることには興味がありませんでしたし、そのことに責任を負わされることもいやですから、自由に、伸び伸びと自分を表現することに集中していました。
絵を描くのが得意で波動の籠った作品を作る人、美しく使い勝手のいい食器を作る人、植物と会話しながら畑をやる人、など、この辺りの人々の文化を担当していました。
次に波動のことに習熟した人たちは、商人やさまざまな生活維持に欠かせない職業の人々でした、この人たちがいないと実際のところ、社会は回りません。実務的なところを担っていました。
商人はものを提供する人と、それを必要な人と取引のために必要です。彼らの喜びは、どちらもの笑顔です。ものを作る人も喜んで、それを必要とする人も喜ぶ、そんな様子を見るとますます商人はやる気になって、楽しく働いていました。
また生活維持と言っても多岐にわたります。
例えば走るのが早い人、長い距離走るのが平気な人っていますよね。その場合は、ものや情報を運んだりすると、とても充実感がありました。また、たまに発生する大きな作業(家を作るとか、整地をするとか)だけに働く人もいました。小さな子供の面倒を見るのが好きな人は、子供と遊んだりしていました。また、生活に不自由するような病気や怪我などをした人のお世話をする人もいました。
高い波動が保たれていたので、搾取は発生しませんでした。それによって豊かさは常にダブついて、働かないと生きていけないということがないので、人手は常に余っていました。
基本的にみんな暇なので、普段の得意な仕事をするのも、それが発生した時だけ。残りの時間は、料理したり、散歩したり、違うことを勉強したり、ぼーっとしたりして過ごしていました。
子育てはほとんど負担がありませんでした。子供を産まないといけないという強迫観念がないので(たくさん子供を作らせる目的は、搾取のためです)一般的にはそんなに子沢山ではありませんでしたし、親が面倒を見るのもせいぜい3年くらい…賢い子は、その頃から大人に波動のことを教えてあげる子もいます。あとは、みんなが親になって面倒を見ていました(面倒を見るほどのこともあまりありませんが…)
みなさんは「身分の差」というと、とても不平等で不自由なもので、それを撤廃しなければいけないと思い込まされているかもしれません。
しかし、身分の差は「適性の差」なので、必要なのです。しかし前提にある、例えば毎日トイレに行くとか、病気になるとか事故に遭うとか、身分と関係のないことに関しては、完全に平等に「お互い様」ですから、そこで差がつけられることはなかったのです。
今は逆でしょう?「職業選択の自由」などと謳われて、憧れの職業などにミスリードされて、自由なんだから自己責任だと、適性のない仕事で困る人はそのまま放置して、医療や福祉などはお金を持ってないといいサービスは受けられないと…。
また、霊性が高い文明は「人がまばら」です。
人口が少ないのではなく、一人一人の大きさが大きいので、パーソナルスペースが大きくなるのです(エネルギーフィールドが知覚できるので)。
勘の鋭くない人でも1m先まで知覚してしまうので、自然と密集することを避けるのです。
逆に言えば、常に密集した状態はエネルギーフィールドを閉じざるを得ないので、これもまた霊性を無視させるための文化だということ。
人を一箇所に閉じ込めてはいけないのです。
波動の高い文明で、人を一箇所に集めるときは、みんなが一体となって集合的意識で何か創造する時だけでした。(お祭りなどがその名残ですね。)
田舎の人は、都会に来ると「今日はお祭りか?」と言うのは真っ当な感覚です。
何もかもを、真逆にしてしまったのですね。
それくらい、人間が成熟した状態とは、完璧だったのです。
完璧だったから、ひっくり返すだけで良かったのです。
この高い水準の文明に危機感を感じた支配者たちは、人間の波動についてのアンテナを切ってしまうということをしました。
「波動など見えない聞こえない感じられない、つまり波動は存在しない。」
波動のことをバカにして、スピリチュアル系?オカルト?などのファンタジーと一緒にしてしまったのです。
これをすれば一発で民族全体のレベルが下がってしまうということになります。
しかしそのアンテナは実は眠っているだけで、完全に破壊されたわけではないのです。植物の枝を折っても、その植物はまた枝を伸ばすでしょう?
また、脳の神経も同じようなことが起こります。
波動領域を変えると、神経系が切り替わります。
まるでゲームのステージが変わるように。
肉体のスイッチは波動が持っています。
波動を上げていくと、歩き方が変わるのに気づいた人がいるかもしれません。
足の裏までピッタリと地面につき、堂々とした姿勢になります。別に骨格矯正?整体?などを受ける必要はないんですね。
波動を上げると、かつての人間のように、勝手に堂々とした姿勢になって足の裏がピッタリと地面につきグランディングされます。
そのように波動に従ってみなさんの「ある領域」が次々に目覚めていきますので、個人単位でそれを実践すると、自分の適正がわかり、そのことに恥や劣等感を感じることなどなく、楽に人の役に立てるようになります。
みなさんから、はじめてください。
ありがとうございました。
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