人類が他の動物と違って特別だって言われると、選民意識を刺激される気がするんですけどどうですか?

みなさん、こんにちは。
人類の特権についてお話しすることが、人類の傲慢さを刺激することにはなりません。
人間の特権は、波動を自由意志で変えることができるということだといつもお伝えしています。
これは人間が特別であるとの選民意識や、傲慢さを刺激することとは違うのです。
循環という視点で世界を見てみましょう。
例えば、リスには高い木に登って、その実を食べることができるという、特権があります。
この特権が羨ましいからといって、高い木に、人間がリスのようなスピードで登ったり降りたりすることはできますか?
落ちたりしたら危ないでしょう?
そしてもし全世界のリスが、「木の実を取るのに疲れたので、地面の草を食べることにしました」と言ったらどうでしょうか?
リスが木の実を食べるから、そのフンで樹木のタネが地面に撒かれるのです。もしリスがその仕事をしなくなったら、樹木が生えることができなくなって、地球全体が困ってしまうのではないでしょうか。
私が語る、人間に与えられた特権も同じことなのです。
それは「人間だけが偉いんだぞ」と言いたいわけではないのです。他の生命には真似のできない特徴があり、その仕事をすることで循環が成り立ちます、その特権は他の生命が羨むような立派なもので、なぜそれを使わないのですか?という意味で使っています。
選民意識は、優劣を前提としているので、波動が低い時に出てくる感覚です。それは傲慢さや、怠慢さを刺激するものです。
波動をあげて行った結果もたらされるのは、助け合いです。
それはつまるところ、循環する世界の構築なのです。
しかし、人々は波動のことを忘れると、選民意識による分断をたやすくします。
人間がその自由意志によってできることは、他の生命にはできないことです。
例えば「点字ブロック」というものがあるでしょう。他の生命は、目が見えない人のための工夫はできません。目が見えない子供が生まれてきたら、死んでしまいます。しかし人間には助け合うという最大の特徴があるので、色々と工夫して目が見えない人を助けることができます。
動物に対しても同じです。生きていく力が弱く生まれてしまった生き物を人間が保護して育てることができるでしょう?あれは他の生命には真似できないのです。
しかし「助け合う」という状態になるには、波動が高まっていないといけません。余裕がないと、助けることなどできないのです。
だから人間は、極度に余裕があるように作られています。つまり、肉体を持ちながらも、波動には上限はありません。
なぜこのような特権を持っているのでしょうか?
なぜかというと、人間は全ての生態系に対して助けることができるからです。
今、みなさんはこのような特権を使えていません。
なので、傲慢になることもできないと思います。
ぜひ、波動を高めることをやってみてください。
そしてリスと同じように、人間に与えられた創造という仕事に従事してみてください。
波動を上げていくと、己と繋がり、他者と繋がり、他の生命と繋がり、この地球の生態系と繋がります。
宇宙の一部となって、完全な状態になります。
万物の霊長です。
その時に、傲慢さなどないことをお約束します。
いますぐ、生態系に対して保全活動などする必要はないのです。
そうではなくて、一人一人が、己の心の管理を自分の意思でできるのだという、自信を取り戻してください。
そしてその心が、現実を作っていく…。私は、自信と誇りを取り戻していただきたくて「特権」という言葉を使っています。
人類は宇宙のリーダーです。
それは「リーダーは偉いんだぞ」ということではありません。
リーダーなのだからリーダーの仕事をしてください、という意味です。
全ては循環です。
循環の一部になること。
それが人間が特権を持つこととイコールなんです。
ありがとうございました。

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