とはいえ今年もクシャミ・鼻水・目の痒みにお困りの皆さま、頑張っていきましょう。

花粉症が今年も強いです。
やはり解決策は、波動をあげることでしょうか?
波動を上げれば、アレルギーは治りますか?
(by K)

みなさん、こんにちは。
ご質問をありがとうございます。
アレルギーは、長いスパンで見れば、公害なのです。
なので波動を上げて治そうと思っても難しいです。
例えば水俣病ってありますね。
あの病気にかかった人は波動が低いからかかったのですか?
と言われたら、違うことがわかりますね。
水俣病は即効性の毒だったので、因果関係がわかりやすく、また症状もひどいものだったので、「公害」と認定されたのです。
アレルギーのような免疫の異常に関しては、とても薄まった毒を継続的に飲んでいる状態のようなもので、波動は関係ないのです。
むしろ肉体的な因果関係からすると、免疫不全が起こるのは自然なことなんです。
ちょうど良い機会なので、アレルギー以外のことにも言及したいのですが、肉体的な疾患(精神疾患も脳や他の臓器という肉体の疾患なので、身体的な疾患です)、つまり「病気」というものは、みなさんの幸・不幸に全く関係ない話です。
とても大事なポイントです。
つまり「病気」というのは次元の壁(次元の壁についてはコチラ)なんです。
例えば病気になっても明るく前向きな気持ちで生きることはできます。
しかし「私は病気だから不幸だ」と思うと、それが次元の壁となって自分の意思で波動(つまり、心の状態)を管理できなくなってしまいます。
以前、引き寄せの法則を使った願望成就は波動の観点からみたら危険である、とお伝えしましたが、それと同じことです。(コチラ
「病気を治したい」というのは願望で、それを波動をあげることで治そうとする、というのは引き寄せで出来事をコントロールしたいということです。
重い障害を持っても明るく生きている人たちはどうなるのでしょうか。
彼らは引き寄せに失敗したのでしょうか?
私は、「花粉症なんて、障害と比べたら軽いんだから我慢しなさい」と言いたい訳じゃないのです。
そうじゃなくて、肉体的な問題は「疾患」も含めて「個性」なんです。あなたが花粉症になったことは、水俣病になった人と同じく、あなたに責任は全くありません。
そして、あなたに責任がない以上、その事実をどうこうコントロールをすることも、できません。
ただ必要なら、アレルギーの薬を飲んだり、鼻水が垂れてきたら鼻をかんだり、鼻のかみすぎで鼻の下がかぶれたら油を塗ってあげたり、するだけでいいのです。
体調が悪い、ということと、波動が低い、ということは無関係です。
大切なのは、挫けない心です。
体のことも、出来事のことも、他人のこともコントロールできません。
しかし自分の波動はコントロールできます。
しかし、体のことや、出来事のことなどを「不幸だ」とか「かわいそうだ」とか決めてしまうと、それが次元の壁になります。
そのせいで自分は波動を上げることができない、という自己洗脳になってしまうのです。
例えば、スギの花粉症だからと言って、全国のスギを伐採することは現実的に難しいでしょう?スギを植えた人が悪い、と言っても、その人たちはたくさんいるし、いろいろな事情があったわけです。免疫不全が起こるのは食べ物が粗悪になったせいだ、と言っても、それは今まで支配者に騙されてきた歴史がありますし、その過去についてはみなさん個人のレベルで変えることはできません。
けれど波動を上げた結果、何かのインスピレーションが起こって、何かを変えて(食べ物とか環境とか習慣とか)その結果症状が軽減することはあるでしょう。そうやって前向きに生きていくことが支配者に騙される歴史に終止符を打つことになるのです。
問題なのは、不快な症状や不都合な出来事自体ではなく、それらに対して、自分はそれでも明るい気持ちで生きるのか、それに対して負けるのか、という選択です。
波動のことは、ファンタジーのような、子供が想像するような、なんでも叶えてくれる魔法のステッキではないのです。
もっと現実的で、かつ建設的な事実なのです。
無気力なのは、奴隷である時だけです。
そして、なんでも叶えてくれる魔法のステッキは、奴隷の状態を長引かせます。
もちろん、波動あがった結果、思わぬ出来事が起こることもあります。
例えば、ガンになったけど開き直って毎日大好きなパーティをしていたら、ガンが消失していた、というような話ってありますよね。
ここで重要なのは、この人は「ガンを治そうとしてパーティーをしていた」わけではないということなのです。
ガンを治そうとしてパーティーをしていたら、ガンは治らなかったと思います。
そうではなくてガンであることを受け入れたわけです。ガンであることが「不幸だ」と思うのをやめて「じゃあ明日からどうしようか?」と真面目に考えたと思うのです。
そして「どうせ死ぬなら好きなことをやって明るく死のう」と思ったのです。
つまり、ガンになったことを受けて、波動(自分の心)を上げたんです。
ガンになった!ガーン、と波動を下げることを選択しなかったのです。
もちろん、最初は衝撃を受けたり色々考えたと思いますが…この人は、人生に対して主権を失ってなかったのです。
そして逆に言えば、この人は毎日パーティをやって、そのままガンが治らなくて亡くなったとしても、何も問題がない、ってことなんです。
肉体の死は、先ほども言った通り因果の結果起こる自然なことで、そこにどんな事情が関係していたとしても、それは本人の責任範囲を超えているのです。
そしてそれ自体が「不幸だ」とか「かわいそうだ」ということではないのです。
肉体的なことに関して色々悩むのは、正直に言って時間の無駄です。
「健康」はこのことに対する、次元の壁を作るための洗脳の1つです。
肉体的なことに対処するのは時間の無駄ではありません。単純に、肉体は、どんな人でもお世話が必要でしょう?お風呂に入ったり歯を磨いたり。それの延長で、色々と、例えば病弱な人がいたり、病気の人がいたりするのです。それらは、個性です。
花粉症で苦しんでいるのは時間の無駄で、この不快をなくしたい!もっと有意義な時間を過ごしたい、ということはないんです。
花粉症の人は、花粉症じゃないことに比べて、それに対処する時間は必要になりますが、それはただそれだけのことで、損なことでも不幸なことでもないのです。
痛みや、かゆみなど、身体の不快感に対して、ぜひ、波動を上げてみてください。それらを無くそうとするのではなく、「悩み」に向き合う時のように、波動を上げた状態で、それらに対処してみてください。
「あーあ、すごい頭痛いなぁ。とにかく痛いからといって波動を下げないようにしましょう。波動を上げましょう。」と努力してみてください。
その結果「薬でも飲んで、じっと横になってようかな〜。」という気分になれば、実際そのようにする。そして、明るい気持ちで幸せに生きられます。
ありがとうございました。


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