個性が合わない夫婦はどうすればいいのか

こんにちは。
妻のことで悩んでいます。
普段はいいのですが、何かのきっかけで修復できないくらいの険悪な状態になってしまうことがあり、精神的にまいっています。
妻によると、価値観が違いすぎて(特にお金に関すること)合わないと思うことが多いらしいです。また私は眠い時にひどいことを言うことが多いらしいです。私は睡眠不足だと頭が働かなくなってしまいますが、妻はそういうときは夜から朝まででも、私を責め続けます。
どうしたらいい関係を保って仲良く暮らしていけるのでしょうか?
(byペンネ)

こんにちは。
ご質問をありがとうございます。

この場合、妻は寂しいのです。
寂しさが大きくなり過ぎて、モンスターのようになってしまっています。

寂しさとは「わかって欲しい!」という気持ちです。

なぜ、寂しさが大きくなり過ぎるのかというと、この質問者の方が、寂しさを刺激させる言動を無自覚にとっているからです。
無自覚なので、突然のよくわからない状態で険悪になってしまうように感じるのです。
妻の方もきっとハッキリ自覚はしていないのでしょうが、しかし、いずれにせよ「キッカケ」は「寂しい」なのです。

例えば、こちらの文章を読んでみますと、妻に対する無理解とよそよそしさを感じることができると思います。
(責めていません。)
例えば「思うことが多いらしい」、「ひどいことを言うらしい」という言い方などです。
これは妻からすると「自分たち(当事者)のことを『〜らしい』と発言するのはおかしい!」と責めたくなると思います。笑

さらに解説しますと、この「寂しい」「わかってほしい」とはどう言うことかというと、「怖い」なんです。
人は頼る相手が、信頼できないと思うと、恐怖を感じてしまうのです。
なので、信頼関係を構築するための色々な表現や、行動があるのですが、実はそのどれもが「情緒的」なものなんです。「あなたのことを信じていいの?」という表現なんです。
それに対して「いいですよ」という表現をお返しできないと、人は恐怖を感じます。
身近な人なら尚更…。
しかしこの質問者の方は「信じていいの?」という表現を受け取ると「なんでそんなこと聞くの?信じるとか必要?」という答えを返してしまう(色々な表現をとって。)

この方の場合は(妻は)寂しいから「結婚」しました。(制度として、そうすれば信用に値すると思ったのです。)
しかし実際に結婚してみると、あなたは全然「情緒的」に信頼関係をきずくことができないとわかった。
そのことを改善したくてなんとか努力した結果、あなたを夜通し責め立てるというアンバランスな行為に繋がってしまっているのです。

それで、結論から言うと、あなたに「情緒的な信頼関係」を求めることは無駄なのです。

なぜかというと、あなたはそういう(情緒的な信頼関係を重んじない)個性を持っているからです。
このかたは今までも「何か他の人と違う」とたびたび感じてきたはずです。
「少し変わっているな」とか。
それはそういう個性の持ち主なんですね。

これは個性なんで治らないんです。

簡単にいうと、このような個性の方は「自分に特化している」個性なんです。(自閉というのでしょうか?でも病気ではないので、自分に特化している、という方がいいですね。)
なので、当然、他人との深い情緒的な交流は欠落します。

これは、悪いことではないのです。個性なんです。

ただ問題は、あなたがこの個性を持っていることを、妻は全く理解できていなくて、治すべきところだと思い込んでしまっているところなんです。
これは妻の方が、ゆっくり時間をかけて理解していくしかありません。

大切なのは妻の方の情緒的な自立です。
よく「自立」とは「依存先を増やすこと」と言われますが、この場合もそうなのです。
あなた(夫)一人に、情緒的な結びつきや、信頼関係を求めている状態だと、この妻の方も辛いのです。

一般的には「結婚するパートナーが、人生で最も深い信頼関係になる相手」と世の中では言われています。
このことが、妻を苦しめているのだと思います。

実際はただの二人の人間です。
そこに全ての望みをかけるのは、なんと脆いことでしょうか。
それを前提に構築されている、ベッタリした結婚制度は、時に悲劇をもたらします。
なぜなら「信頼関係」は制度によって作られるものではないからです。

この世界にはいろんな個性を持った人がいて、「そもそも他人と深い信頼関係を構築するスキルを持っていない」人も存在するのです。
それがこの質問者の方です。
こういう個性を持っている人は、自分の興味のあることや、『自分の世界』と言われているものがすごく鮮やかでリアリティがあって、自分のためなら力が出るタイプなんです。
(それは「算数のスキルを持っていない」というのと同じような個性なんです。)

でも、奥さんの個性はそうではない。
「誰かのために」力が出るタイプなんです。
だから寂しいのです。一方的に搾取されているように感じて、不安で、信頼できなくて、怖いのです。

「いい関係を保って暮らしていく」には、妻が「あなたへの期待」を諦めること。
あなたが「妻が求めることについて全くスキルを持っていない」と受け入れること。

わかり合える日が来る、と思って頑張らないでください。
他の部分ではわかり合える部分もあるでしょう?
それで十分なんです。
この、信頼関係の構築のやり方の部分でわかり合える日は、永遠に来ません。
不可能です。

それは悲劇的なものじゃなくて「そういうもの」なんです。
ただ「違うね」っていうだけの話なんです。
「違うスキルを持った二人が一緒にいるね」っていうだけなんです。

「寂しさを埋め合いたいと思っていて、そのためにはどうすればいいかわかる」という人と、「寂しいとかそこまで深くは思ってないし、埋め合う方法もよくわからない」という人が、一緒にいるだけなんです。

そのような前提で、1からお互いのやり方を構築し直す必要があります。
どっちかを変える必要も、治す必要もありません(治りません)。

「それじゃ一緒にいる意味がない」と思えば、一緒にいる必要がないのです。

その結果、別々に暮らしたり、別れたりしてもいいだろうし、もっとそれぞれの趣味の時間を増やすとか、それぞれが友達と旅行に行ったり一人旅に行ったり、自分の時間を充実させていくとか、色々な手段が考えられます。

二人ともが少しでも明るく人生を送れるよう、応援しています。

ありがとうございました。


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エネルギー治療者、ヒーラー&カウンセラーのみくです。大磯町のサロンにて、個人セッションを提供しています。read more