スピリチュアルはエンターテイメント

エンジェルナンバーというものがありますが、よく目にする数字にメッセージが込められていたり、運勢がわかったり、ということはあるのですか?

こんにちは。
ご質問をありがとうございます。

エンジェルナンバーというのは四葉のクローバーと同じです。

見つけると、めっちゃ嬉しくなりますよね。
そういうものです。

人それぞれラッキーナンバーがあったりもします。
それは、その人にとっての四葉のクローバーですね。

数字に、意味や力があるわけではないんです。
数字は、ただの数字です。
数えた字です。

だからエンジェルナンバーとかラッキーナンバーは、「今日の牡牛座の運勢」みたいなもので、エンターテイメントです。

嘘ではないのです。
だってエンターテイメントってフィクションでしょう?(お芝居とか、歌とか、コントとか。)でもエンターテイメントを誰も「嘘だ」とは言わない。

だから世間での「スピリチュアル」とは「エンターテイメント」の一種なのです。

私が「波動」とか言っているのもスピリチュアルじゃないかと思われるかもしれませんけど、私がお伝えしているのは「主体的に生きるのか、受動的に生きるのかは、自分で選択できます」という話です。
それを「波動」という表現でお伝えした時に「そうか!これか!」と理解できる人が一定数いるので、そのような角度でお話ししているだけなんです。

その表現にリアリティを感じられない方にとっては、他のスピリチュアルと同様に、無視していただいて構わないのです。
なんとなく勘や経験でいけちゃう人もいるので、それはそれでいいのです。

スピリチュアルと呼ばれている考え方がだめなのかというとそうではない。

エンターテイメントには、エンターテイメントの意味があります。
それが好きだったり、そういうのが楽しいっていう人にとっては、それによって元気になるのです。

それは人それぞれ違います。
アイドルが大好きな人もいれば、全然良さがわからないという人もいる。

なのでエンジェルナンバーを見て励まされたら、それは「数字に励まされた」わけではないんです。(当たり前ですが…「2」という字が「頑張ってー!」と自分を応援するはずないので。)

でも確かにそれを見て「頑張ろう!」と思た自分がいるとすれば、それは「自分が自分を励ました」瞬間です。

エンターテイメントとはそういうものです。
素晴らしいお芝居を見て、その中の人物の人生に思いを馳せて「人間って捨てたもんじゃないな」とか色々な感想を持つわけです。
それは実は、その物語をみて「自分が自分をエンパワメントした」ということなんです。
だってお芝居で、その人物はフィクションなんですから。

エンターテイメントには、エンターテイメント以上の意味はありません。
だって、人を励ましたり元気付けたりするんです。
それ以上の意味が必要ありますか?

みなさんはさまざまなフィクションから力をもらっています。

それは「メタファー」という働きを持っています。
例えば、白い鳩は平和のメタファーです。
「メタファー」の意味は、対象物(白い鳩)に存在するわけではありません。
それによって心にかき立てられる状態(平和)に存在しています。

子供が四葉のクローバーを探すことを「くだらない!そんなことをしている暇があったら勉強していい学校に進学しなさい!」と思うのは、メタファーを理解していない人です。

自分が見つけた四葉のクローバーを本に挟んで押し花にした経験がある子供と、それをできなかった子供とは、全然違うのです。それは幸福な記憶になるからです。
四葉のクローバーは、幸福のメタファーになります。

そして逆に「勉強しろ」とか「いい学校に」が、何のメタファーになっているかを考えたことがないのです。

だからエンジェルナンバーも「あ!222だ!ラッキー!いえ〜い!今日はいいことあるかも〜!?」とか言って大いに、はしゃいでください(笑)

でもそれはあくまで四葉のクローバーだということもお忘れなく。
それ自体に何か力や意味があるわけではなく、あくまで自分の中でインスピレーションを受け取ったり、励まされたりするものだ、という認識でいてください。

だから「今日はエンジェルナンバーが目に入らないから、天使に見捨てられてしまったんだわ」とか思わないでください。
四葉のクローバーが見つからない日もあります。
そのこととあなたの運勢、幸不幸とは、1ミリも全くなんの関係もありません。
子供が「今日は四葉のクローバーが見つからなかったなぁ〜、アンラッキーデーだ」と思っているのと同じ状態です。その子供も家に帰れば「え、今日の夕ご飯カレーなの!?超ラッキー」とか言うでしょう?(笑)

そんなもんです、エンターテイメントですから。

これは私からのアドバイスなのですが、みなさんはどんなことでも、気楽にエンターテイメントとして捉えるということをぜひしていただきたいです。
フィクション、つまり「確かめようのないことは全て」です。
例えば「今夜のニュース」とか(笑)確かめようがないじゃないことに一喜一憂、まるで本当のことのように感情を揺らされないでほしいです。
みなさんがどのようにその一瞬一瞬で人生を選択していくか(私の表現で言えば「波動を選択する」こと)に直接関係のないことについては、基本的に現実ではありません。フィクションなのです。(ちょっとややこしくなってしまいますが、目の前の現実も過去というフィクションですし…)
それは、基本的にエンターテイメントとして、軽々しく捉えてほしいのです。

自分で心の在り方を選択するという、現実的な主導権さえしっかり握っておけば、他のことは、楽しけりゃいいんです。他人のやり方も自由ですし、自分が好きなものも自由に選んでください。

何かの参考になれば幸いです。

ありがとうございました。


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