ツインソウルとか、ツインレイという考え方があります。それはファンタジーなのかなぁと思っているのですが、実際のところ夫婦になるような男女はある程度決まっているものなんでしょうか?
例えば、この人を好きになったらいいと頭では思っても、心が好きになれない時などは、あると思います。それは、ある程度前もって相手が決まっているということなのでしょうか?
こんにちは。
ご質問をありがとうございます。
まあそうですね、ご縁がないと何事も成立しません。
しかしそのご縁は別に男女に限ったことではなく、友人や家族、守護霊など、深いおつきあいになるかどうかというのは全てご縁なんです。
なのでことさら、男女の関係を強力にプッシュするというのは何か裏があると思った方がいいのです。
つまりその部分はファンタジーです。
いつも言っていることですが、確かめようのないことはあまり真面目に考える必要がないのです。
(関連記事:スピリチュアルはエンターテイメント、
アシュタールが選んだ人間がスターシードとして地球に生まれてきた説!?)
ツインレイや、ツインソウルについては、エンターテイメントとして楽しむくらいなら問題ないと思いますが、本気でそれが真実だと思ってしまうと迷子になると思います。
例えば今結婚しようとしている相手がいて、その相手がツインソウルかどうか?どうやって確かめるのでしょうか。
確かめようがないとどんどん「そうなのかもしれない!」と思ってしまったり「いや違うのかもしれない!」と思ってしまったりしますが、確かめようがないので迷子になってしまうのです。
そもそも、ツインレイなどという概念が出てくる前から、このような考え方は流行していたのです。
それは「運命の相手がいる」というような概念でして、「運命の女」などというのも流行していたのです。
これらはみんなファンタジーで、それは崇拝文化からくる流行でした。
崇拝というのは「他者が救ってくれる」という考え方です。
それが「救世主」だったり「運命の相手」だったりする違いなだけなんですね。
救世主はいません。
なので自分を救ってくれる運命の相手もいません。
自分を救えるのは、自分だけです。
つまり、自分はまだ運命の相手と出会ってないとか、運命の相手と出会って結ばれたら幸せになれる、とかいう考え方は、崇拝と変わりないのです。
確かに、男性と女性は、一緒にならないと子供ができません。
そしてこれは、個別の意識を統合するプロセスです。
しかし、運命の人理論だと、個別の意識が強化されてしまいます。
個別の意識が強化されてしまうと、逆に、統合に向かうことができないのです。
これは巧妙な罠です。
単純に、ご縁を大切にする気持ちがあればいいのではないでしょうか。
ご縁があることは、確かめる必要もないわけですから。
助け合いが発生する相手を大切にする、ただそれだけでいいのです。
人は一人で生きているわけではないので、そのような助け合う友達は大切にする必要がある、というふうに思えばいい。
夫婦も友だし、親子も友である、という考え方の方が、現実的だと思います。
恋愛という概念は近代以降のものですから、もともと日本にはなかったのです。
恋愛というのは個人主義の発達した地域の文化なんです。
そして恋愛の延長に結婚、夫婦があるという考え方は日本には合っていないのでこんなに未婚率が高くなってしまったんですね。
恋愛は必要ありません。
それはエンターテイメントです。趣味の問題です。
必要なのは、助け合いです。
男女は個性が違いますので、より助け合える(カバーしあえる範囲)が増えます。
女の人はどうしても肉体が不安定ですし、男性は安定しているのでそこをカバーできます。
男性はいつまでも少年なので、女性は現実的なことを考えるところでそこをカバーします。
そのように創造されました。
(あくまで傾向で、個人差はあります。)
これは「自立」の問題だと思います。
なぜなら人はある程度自立していないと助け合えないからです。
助けられることばかり考えてしまうと、奪い合いになってしまいます。
でも、一人一人が、搾取されていてエネルギーが足りない。
自立するためのエネルギーの得方を、誰も教わっていない。
だから助け合いが成立しない。
奪い合いをやめられない。
そちら方が先に解決すべき課題だと思います。
自立するためには、自分の心を自分で守る必要があります。
外部にエネルギーを供給することを止める必要があります。
それが「自分の発している波動を、自分でコントロールする」という手法です。
(参考記事:「波動を上げる」メカニズムについて前編、後編、波動を上げ下げする練習1、2)
以上です。
ありがとうございました。
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