アフターコロナ・次世代のビジョン(4)人類の新しいレッスン

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Q. その新しい、良いビジョンに向かう課題があれば知りたいです。

けして「悲劇」ではないのだと理解してください。
今地上には、いろいろな思惑が行き交っています。
はっきり言えば既得権益層は、恐怖と混乱によって意識レベル(=緊張度)を上げたいと思っています。意識レベルを上げると判断能力が落ち、支配がたやすくなります。今までそのやり方が通用したたため、今回もそれが通用すると。
報道などで、悲劇的な部分にフォーカスするのはとても簡単なのです。現場の人たちに聞いてみれば、実態はありありとわかります。死の恐怖をちらつかせればあっという間に理性を失い、人々はそこに釘付けになります。
だからそのような情報に接した時も慌てずに冷静に見てください。相対的に考えてください。死は一時的なものです。死は悲劇ではないのです。

Q. いろんな思惑のうち、どの思惑が勝つのですか?

地球の意思に勝る思惑はない。
なぜか。それは全き愛から生み出された意思だからです。
だから誰のどのような意思よりも、速く、そして完璧に、未来はセットインされました。
これは地球が、一切の生命のために考え出した、人類に対する新しい形のレッスンです。
驚くべきことです。
多くの人が、特に直感が発達した人、知性・理性が発達した人、冷静な人が、これは悲劇ではない、と感じ始めています。
この流れは潜在意識のレベルで徐々に広まっていきやがて顕在化します。

Q. 新しい形のレッスンとは?今までとは違う?

これまで地球は何度も決定を迫られ、止むを得ず大災害を起こしてきました。
自浄作用として止むを得ず…文明はその都度リセットされています。
なぜそのことが伝わっていないのか。
伝わっていたとしても、なぜ、お伽噺やオカルトとしてなのか。
歴史は、支配者によって都合が悪い部分が抜き取られるからです。このことはよくご存知ですね。
支配者は、歴史から学ばれると困ることがあるから、書物を燃やすのです。
現在の支配者は、地球という星を人間を含めて無限にエネルギーを搾取できる場所だと思っています。
それは大災害のリセットも含めてなのです。
よってその歴史を知られるのは、そこから学ばれるのは、とても困るのです。同じ手が使えなくなるからです。
今回もまた大災害が起こり、地球や人類がどれだけの痛みを抱えて崩壊しようと、また再生する時を待てばいい、とたかを括っていたのです。
今回の地球の決定に一番の混乱を強いられているのが現在の支配者です。
新しいレッスンとは、文明の大災害による壊滅ではない形で、人々が原初の波動を取り戻すレッスンです。
それは何世代もかけてバトンを繋いでいきます。
けして「悲劇」ではない!
地球の愛による決定を無駄にしないでください。

Q. 支配者とは一体何?

これは「誰それ」とか「この企業」とか、「国家権力」や、はたまた「宇宙人」であるとか「陰謀」などの、目に見えるわかりやすい「権力者」ということではありません。
支配者とは、ある”特定の志向性”を持つエネルギーのことなのです。そのエネルギーは、個人を乗っ取っている場合と電磁場のような形で影響を与えている場合と、様々な形で人類に介入する低次元のエネルギーです。
エネルギーですから、人格のように感じられることはありません。自分の波動が下がれば、無意識に影響を受けます。
例えば、みなさんがライブに行って盛り上がれば、そこは陶酔のエネルギーが支配している、と言えます。陶酔のエネルギー自体は目に見える形をとっていませんが、確かに存在していると言えますよね。
そしてそれ自体が「陶酔」という志向性を持っているのです。
そして宇宙のあらゆる種類のエネルギーにはすべて意志があり、調和の意思を持つエネルギーと、逆の意思を持つエネルギーによって常に切磋琢磨され、影と光が、均衡を保っているのです。
影の志向性は「神に挑む形」のものです。
神を超えるために、創造物(地球と人間)を利用したいのです。
私が「支配者」と呼ぶ大元はそれです。

Q. とはいえ、突然お金がなることはないと思います。どんな風に移行するのでしょうか?具体的に教えてください。

まず、多くの人が生活コストを下げていきます。地方に分散すれば相対的に家賃などは下がります。
収入が下がり、支出も下がりますが、これはデフレということとは本質的に違うのです。なぜならデフレは搾取を前提にしている現象だからです。この場合は搾取発生していません。
地方に住む人が増えると、地方では昔も今も行われている農作物やその他材料などのおすそ分けをもらう人が増え、与えられることのありがたさと自然さを体感する人が増えるでしょう。
お金も渡していないのに何かをもらってしまう。もらった人は不思議と、くれた人のみならず、他の人へも「これあげるよ」と言えるようになります。我慢や自己犠牲ではなく、自然な行為としてできるようになります。
実はどこかで自分に返ってくるとわかっている安心感を持っているからできることです。この安心感が循環の中にいるということです。ちょっと不思議な感じがするかもしれませんが…..必ずしも目の前の人から対価をもらわなくても、別の人からもらえるから問題ないと思っている状態です。
また、これから一次産業と消費者の接点は全国展開のスーパーからオンライン販売と地域の直売所へと移行していきます。6次産業と呼ばれているものが活発化していきます。生産者が、マージンを搾取されなくなるのです。

6次産業(ろくじさんぎょう)とは、農業や水産業などの第一次産業が食品加工・流通販売にも業務展開している経営形態を表す、農業経済学者の今村奈良臣が提唱した造語。(wikipediaより)

農作業自体でなくとも、それにまつわる全てのこと、オンライン化の手伝いや販売作業の手伝いなど、できることを持ち寄ることで、仕事もあるし食糧や衣料品なども手にすることができる状態になります。
こうしてみんなで様々なものをおすそ分けしあうことで、思う以上に食費やその他生活費は浮いてしまいます。「お金がなくても生活が機能している」と分かれば分かるほど安心感が増え、お金に頼る割合が減り、循環システムへと移行していきます。
お金ゲームでは、お金を動かしたら動かしただけ搾取できる仕組みです。
わかりやすい形では税金がかかりますし。そういう意味でもできるだけ使わないほうがお互いに良い、という気持ちも働きます。
なお、循環はお金ゲームに変わるゲームではありません。
循環自体がハードで、何のゲームソフトも入れなくても動きます。自然とはそういうことです。
先日「ゲーム機ごと奪い返せるか」という質問がありましたが、その答えになっているでしょうか。
そうでした…!答えになっています、ありがとうございます。

Q. でも、税金が減ったら福祉が止まってしまうのではないですか?私も戸籍がある以上、社会の一員として仕事をして税を納めないといけない意識があるのですが…

社会福祉を機能させるためにはそもそも、そんなに莫大な税収など、本当はいらないのです。
ただ、国自体も不平等なヒエラルキーシステムの中に収容されていて、前回お話した支配者(支配エネルギー)から搾取されています。架空の借金返済のようなもので、そのために国民から搾取しないとならなくなっています。
合法的な詐欺に引っかかってしまっているので「今すぐ振り込まなきゃ!」と焦っているだけなんです。
その搾取を重ねるシステムではそのうちに限界が来ます。
“国”という大きな規模で回すことの弊害は大きすぎ、実際は小さな規模で回す方がいいのです。
いずれそのような議論にフェーズが変わっていきます。いきなり税金撤廃とはいきませんが、国の担当が減っていき、将来的には全く違った形になると思います。
そのような社会システムの変化は、今生きている人たちにとっては体験したことのない変化ですが、人間の歴史を見てみればいくらでもスクラップ&ビルドされているものとも言えます。起こる時には起こるのです。
なお、「社会の一員としての仕事」とは本来お金を稼いで税金を納めることではありません。家の掃除をするのも、農作物を育てることも料理をすることも、自分の子どもを育てるのも、他人の子どもの面倒を見るのも、隣の人の話を聞くことも、自分や他人の生活にまつわることは全て仕事です。
一人一人が税金を支払うためにお金になる仕事を無理やりするよりも、自分と周りのために働いていれば、自然と行政が面倒を見る必要のある社会福祉の範囲は狭まっていきます。すると、必要な税金は減ります。
なお、生活と少し離れますが、本来は科学者やテクノロジーの開発などはもちろんお金のためにやっているわけではありません。
能力と才能を生かして活躍する人たちが、お金という制限なくストレートにその才能を発揮できるようになったら、素晴らしい社会が実現します。
そういったスペシャリストの方の仕事を享受するみんなで、その方々を支えるという循環型の本来の人間社会が出現するでしょう。
(続く)


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