アフターコロナ・次世代のビジョン(6)今の乗り越え方

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Q. 今回のコロナ禍で、コロナ感染死者数と同時に、失業や経済的困窮が原因となる死者数が増えることが心配されるのですが。

そうですね…お金がないことで耐えがたい苦しみを感じる方については、死ぬ権利もあります。お勧めはしませんが。(死んで終わりではないので。)
ただ、その「耐えがたい苦しみ」は、本当はお金のない苦しみではなくて、「生きることが許されない苦しみ」なのです。
今まで生きる免罪符をお金に依存していた人(お金を持っている、稼いでいるのだから生きていていいという考え方)は、お金がなくなってしまうと生きていてはいけないという結論になってしまうのです。
一方、生きることが許されていると思っている人は、お金がなくてもあまり気にせず、人から食べ物をもらったり支援を利用したりして生きていきます。
「生きることが許されない」「生きていていい」という感覚には、個人差があるのですね。
その方のカルマティックな原罪の意識にも差がありますし、生育環境によっても変わってきます。(本当は、それも意識で作り出しているプレイの一環なのですが…渦中にあると、なかなかそうは思えませんね。)
「”許される”ということを理解しない」と本人が決めている場合は、その苦しみから逃れることは難しいです。
ただ、今回の場合は粘り勝ちの部分があります。
例えばお金がなくて、5月に死にたいと思った。けれど、夏が終わるまでは粘ってみよう、それでもダメなら死のう。夏が終わったら冬まで粘ろう、それでもダメなら死のう。と言う形で決定を先送りできるかどうかが、分かれ目となると思います。
図太くなって欲しいのです。お金がなくて死ぬ、と言う公式は成り立たないと経験してください。
できれば波動を上げてください。問題はそこから急激に解決します。
今困っている人たちは、ハッキリ言ってしまうと、波動領域の選択に関してかなり無防備なんです。それを望んでいる場合は別ですが…波動コントロールは、あらゆる状況下で、すぐに使うことができる。結果が出るもの、ものすごく早いです。
時代的には、お金がないことが恥ずかしいことや、死に値する事柄だ、という考え自体が綻びはじめてきます。もともとその考え方はとても人工的なものなのです。
その事実を感じられたら死にたい気持ちも変化すると思います。
波動を上げてみて、それでも解決しないことはあり得ないのです。
アクセルを踏んだら進んでしまいますし、ブレーキを踏んだら止まってしまいます。
アクセルを踏みながら「止まれ止まれ止まれ!」と言っても、止まりません。
「波動を上げても解決しない!」という場合は、ブレーキだと思い込んでアクセルを踏んでいるくらいしか、そうなる原因はありません。(私にも宇宙のルールは変えられないので、適切にブレーキとアクセルを踏んでください…
というほかないのです。ブレーキを踏んでいるのに進むように宇宙のルールを変えることは、できません。)

Q. 今後大きな経済破綻を迎えて「あれ、実はお金なくても幸せに生きてるね」。みたいな世界を見ることになるのでしょうか?

わかりやすく「経済破綻や金融恐慌で一気に貨幣経済がなくなる」というわけではないです。
何年か越しです。スピード感はこれまでになく早いものではありますが…。
なぜならこれは人為的なものではないからです。
例えば、一部の支配的な人々が金儲けのために仕掛けた不況などは、かなり直接的な動きをします。戦争などもかなり直接的で強引です。方向性が決まっているマッチポンプ※の場合は、どうしても単純になります。
(※自分でマッチで火をつけ、ポンプで消す、自作自演の意)
しかし今回はマッチポンプではありません。
自然なので、複雑系の変化をするということです。
いろいろな思惑が絡み合っているのです。しかも、それぞれが混乱しています。システム自体が限界に達し、自滅に向かって走っているのですが、それが「どうやって」壊れていくかは、様々な因果が絡み合っているのです。
“システム”の中で一生懸命考えても無駄なのです。けれど、恐れないでください。”システム”は幸福を生むものではなかったのですから。自滅を防ぐことはできないところまできています。
国や既得権益は、倒壊していく建物を前にして、その倒壊を遅らせることをがんばってはいますが、倒壊自体はもう防げないのです。
一部の人たちは、倒壊した後に何を建てるかを真剣に考えないといけません。今、そのような人たちは直感(生前に決めてきた自分の役割を知らせるアラームのようなもの)によって、その方向に動いていますので安心してください。
彼らも自分の中にある思考の殻を破るため、人々のために動く段階になるまで少し時間がかかる人もいます。もう動いている人もいます。
そして、大多数の人は、倒壊の様子を眺めているだけでいいのです。何かする必要がないのです。その後にやることはありますので、今はそれでいいのです。
無理に「どうしようどうしよう、私にできることは」などと考えなくて大丈夫です。助け合わないといけない時が来ればわかりますので。
例えば今「みんなでお金をあげないとこの飲食店は潰れてしまいます」ということで支援することは、残念ながら意味のないことなのです。皆さんが無力感を感じたくないがために、それをわかっていて支援するならば、別に構いません。それも立派なお金の使い道ですから。
しかし、飲食店自体の概念が変わる時ですので…そして社会のシステムが変わる時ですので…。皆さんはそんなにお金が余っているわけでもないでしょう。もう、防げないのです。だったら命をつなぐしかないのです。
一時的には状況を見守るしかないのです。
不安だったら、友達同士、家族同士、寄り集まって暮らしてください。家族が増えたと思えば良いのです。
そうすれば一人暮らしがそれぞれ買い物に行くより、代表の一人が買い物に出るだけで接触の機会は相対的に減るのですから。出勤しなくてもご飯が食べられれば、交通機関などの感染のリスクも、相対的に下がります。
余っている食べ物を、みんなで分け合って食べてください。払えないお金は、払えなくてもしょうがありません。ひもじくて盗みをはたらいた人を責めないでください。どうせ売れ残ったら、捨ててしまうのでしょう。その人を助けてあげてください。

Q. 既得権益層が最後に煽ってくる恐怖と混乱はとんでもなさそうに思えて心配なのですが、そうなんでしょうか?(ビジョンをリアルにもつことで、そのパニックを冷静に流せたらな、とは思うけど…。)

残念ながら(?)彼らもそうしたくても、手段がなくて困っています。
最も安全なところにいる「支配のエネルギー」自体は、計算の速度がとても早いのですが、彼らの下にいる人間たちはそこまで計算が早くありません。
負けを悟ったエネルギー自体は、早々に大事にしていた駒の人間たちを見放してしまいました。
地球の意図を読み取るほど早く計算できる人間はいないのです。
だから、手が打てなくて困っています。
絶対的に従っていれば安心だったはずの「上司」がいなくなってしまったのですから…。
なので一生懸命、彼らは自滅を防ぐために知恵を捻っているのですが、ウィルスが上手にそのウィルスの特性で、私たちを守っているのです。
彼らは、できれば、自粛中にどうぶつの森をやらないでもう少しテレビを見て欲しい、と思っています。そして、新聞を読んで欲しい、と思っています。そうすれば、メンタルをやられてくれるので。
とにかく不安と恐怖を煽りたいのですが手段がないのです。
みんなが乗ってこないと、戦争も起こせない…。何しろ、大人から子供までが、家でゲームをやったり、エクササイズをやったりしているのですからね…困ったものです(笑)
真面目な人は、できれば報道などは見ないほうがいいです。
真面目で言いつけを守ってきた優等生ほど、簡単に騙されてしまいます。良心が裏目に出るのです。「こんなに大変な思いをしている人がいるのに自分は…」などと考えるようになってしまったら黄色信号です。
間に受けすぎです。
こんな状況ですので、恐怖と混乱がとんでもなくなる局面があるとすれば、今までのシステムに言われてきたことを間に受けて、自分の中でどんどん悲観的な妄想を繰り広げてしまった一人一人によるものでしょう。
そうはなって欲しくありません。
もはや支配者も偶然そうなることを望むしかないのです。お金によって築き上げてきた集団催眠で、集団ヒステリーが起きていくことを狙っています。
しかし…実際はどうでしょう。なんだか揺らいでいる人が多いのです。半分は今まで言われてきたことを信じているけれど、腹の底では…何かがおかしいぞ、と。根拠はなくても感じている人が多いのです。
だから冷静にいてください。冷静さを失わせる情報からは離れてください。
国が、フワフワ言うことが変わっても、怒らないで、微笑ましく見守ってください。国に期待する気持ちは政治的思惑を強めるだけです。
みんなが期待するのを止めれば、彼らは逆に皆さんを助けるしかなくなるのです。
彼らが生き残る道はそれしかないからです。

Q. しかし、お金は人生の目的ではないけど、社会の一員=戸籍登録=税金発生みたいになっているし少しは稼がないと困る(怒られる?責められる?)から、その分はがんばらないといけないのでは?と思うんですけど。それすらもなくなる?

そのシステムでは限界が来ることは明らかです。
実際は小さな規模で回す方がいいのです。
国、と言う大きな規模で回すことの弊害が大き過ぎますので。
いずれそのような議論にフェーズが変わっていくとは思います。いきなり税金撤廃とはいきませんが、将来的には全く違った形になると思います。
社会システムの変化は、今生きている人たちにとっては体験したことのない変化ですが、人間の歴史を見てみればいくらでもスクラップ&ビルドされているものとも言えます。
起こる時には起こるのです。
仕事とは本来お金を稼ぐことではありません。
子供を育てるとか、掃除をするとか。全て仕事です。
それから、科学者やテクノロジーの開発なども、お金のためにやっているわけではないのです、本来は。
公共の福祉のために、人類愛のために仕事をする(そのために生まれ持った肉体と頭脳を使う)人が、いなくなるわけではありません。
むしろその人たちが、お金という制限なく動くことができるようになったら、素晴らしい社会が実現します。
さらに、その仕事を享受したみんなで、その人を支えるという循環型の本来の人間社会が出現するでしょう。
(続く)


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