赤いネイルにしても青いネイルにしても波動には影響がない

ありがとうございます。
最近このページに出逢い、腑に落ち、疑問が確信に変わっていく自分自身を 楽しんでいます。
質問ですが、星占い(例えば魚座の人のラッキーカラーとかラッキーアイテム。ラッキーカラーやアイテムは毎日変わります)、西洋占星術?(射手座で満月を迎えますとか、牡羊座で新月を迎えますとか、火星のエネルギーを受けますとか、蠍座に金星がありますのでエネルギーを受けますとか)、方位(吉方位、凶方位、今年は、この方位に行くとエネルギーを受けるとか)
これらの話は自由意志とどう関連があるのでしょうか?
(byタナカさん)

こんにちは。
ご質問をありがとうございます。

それらは、自由意志とは、何も関連はありません。

自由意志は、好きなものは何でも選べる、という意味ではないのです。
例えば、その人は「赤がラッキーカラー」だと言われても「じゃあ今月のネイルは赤にしましょう」とするのか「私は赤は嫌いだから無視しましょう」とするのかを、選ぶことができる。
これは私の言っている自由意志とは何の関係もありません。

ラッキーカラーやラッキーアイテムなどはエンターテイメントとして、それが楽しいと思う人はやっていいと思いますし、特に楽しいと思わない人はやらなくていいです。

赤いネイルにしても、青いネイルにしても、波動には影響がないので。
真面目に考えるような問題ではないということです(好きな色にしてください。笑)

自らの発している波動を、上げるか、下げるかを選ぶことができるのは、自分自身の「意思」です。
意思(意図)を使わずに、何となく影響を受けて、波動が上がったり、下がったりすることは、自由意志を発揮していない状態です。(外部のものに自分の波動を左右されるということですから。)

私が言っている「自由意志」とは、自らの波動を変えようと思う「意思(意図)」のことです。

波動を変えようと思っても、変えることができないならばそれは自由、とは言えないでしょう。
しかし波動は、意思によってしか変えることができません。
コントロールを手離して、外部の状況などによって上がったり下がったりする時も、自由意志は使っているのです。
それは自由意志を外部に預けている状態、依存、奴隷の状態です。
誰かが、あなたの手にペンを握らせて、あなたの手を握って動かして、契約書にあなたのサインを書くような感じでしょうか(笑)それもやっぱり、あなたが書いたということです。

「ラッキー」とか「アンラッキー」って存在しないので、それはエンターテイメントなんです。

ですが、占星術や方位学?風水?などは、少しルーツが違います。
あれはラッキーやアンラッキーを占うわけではなくて、情報を整理したものなんです。

占星術は宇宙の情報を整理したものでした。
本来は必要がなかったのですが、月などの干渉もあり、徐々に人々が宇宙の情報を受け取ることができなくなってしまい、あのように学問の形にするしかなかったのです。
星を読むというのは、その通り、空に巨大な本が広がっていて、それを読んでいたのです。
皆さんも、絵本を開いて「昔々あるところに…」と読むことができるでしょう?星空という言語を読むことができれる人々にとって、それはとても重要な情報を伝える書物だったのです。

それから方位や風水も、今は多くが形骸化してしまっているとは思いますが、民族にとって重要な情報だったには違いありません。
しかしそれは「民族」にとってみたら重要だったのです。例えば、北海道に住む人が「北には魔物が住む」と言えばそれはロシアのことかもしれませんが、青森の人からしたら「北海道のことかな?」となってしまいます(笑)
どこから見るかによって違うわけです。
だから、そのような占いはグローバル社会の中ではあんまり使い物になりません。
地理や風土が違いすぎていて、正確な伝統が残っていないのです。

風水に関しては、気に敏感な人なら「鏡ここに置きたくない」とか「ここが汚いと気持ち悪い」とか、わかってしまうので、知識は必要ないんです(知らなくてもわかるので)。
知識になってしまうと形骸化して、盲目的に従うしかないのですが、そういう人はそもそも気に鈍感なので、気にしなくていいってことなんです。

かつての人々が、星を読んだり、気を読んだりすることができたのは、それなりに賢かったからなんです。
今は皆さん、学校で色々と頭を使って考えさせる教育をするでしょう?
そうすると、星を読んだり、気を読んだりすることができなくなってしまうのです。
狭い自我ではなくて、我々は地球の一部であり、宇宙の一部である、という意識と教育が必要なのです。
それがないと本来は占い師にはなれません。なので現代社会には本当の占い師はいないんです。
なので、まあ総じて、占いはエンターテイメント程度にした方がいいようです。

いつも言っていますが、エンターテイメントが悪いというお話ではないんです。
お芝居を見て感動して「私もこんなふうに堂々と生きていこう!」と感じたら、それはエンターテイメントが皆さんに力を与えたということでしょう?
お芝居だから、嘘だ、作り話だ、だから感動も意味がないんだ、なんてことは誰も言わないでしょう?

逆に、占いで「今年は飛躍の年!」と言われても、怠けてぼんやり過ごしていたら飛躍はしません。(怠けてぼんやりするというのは総じて波動が低い時なので。)

「今日は占いで一位だ、やった〜、でも油断せずにしっかり波動を見張っておこう!」
「今日はアンラッキーデーだったけど、波動が上がってるか下がってるかよく見て、慎重に過ごしましょう!」

こんな具合で、占いは自由意志には関係ないんです。

自分が望む波動領域に自らの波動をチューニングしていく生き方によってのみ、自分の望む現実は創造されます。
それに、占いは関係ありません。

宇宙や気の本が読める方は、読んでそれを活用されても構いません。
それは自我が薄くなれば可能になることです。

話があちこちに飛んでしまいましたが、伝わりましたでしょうか。

ありがとうございました。

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