体に注目すると見誤るぞ

こんにちは。

皆さんがエネルギッシュで元気な状態とはどういう状態でしょう?

それは肉体のことを忘れている時です。

肉体のことを思い出すのは、あちらが痛いとか、ここが不快だとか、気持ちがいいとか、

そういう刺激がある時でしょう?

肉体には月という漢字がつくでしょう?

臓とか腸とか脳とか。

月がつくのは、理由があるのです。

本当に人間が、その人らしく輝いているときは「体があることを忘れてしまう時」なのです。

ついうっかり「月があることを忘れてしまう」時なのです。

なぜかというと「肉体は、みなさんじゃないからです」。

体を大事にしろとか、体を労われとかいうことがよく言われますが、

これを勘違いしてはいけません。

逆さまに勘違いしてはいけません。

なぜ肉体を大事にした方がいいのか、労った方がいいのかというと

それはみなさんの「道具」だからです。

間違ってはいけません。

みなさんが道具で、

体がみなさんなのでしょうか?

違いますね。

どうして間違えてしまったのでしょう。

しっかり区別してください。

体はみなさんの道具です。

体は、みなさん本体ではありません。

みなさんは、切り絵師です。

ハサミではありませんよ。

ハサミには人格はありませんよ。

でも、切り絵師はハサミを大事にするでしょう?

きちんと手入れをするでしょう?そういうことです。

でもハサミが消えてしまっても、切り絵師は困りませんよね。

また、どこかから気に入ったものを手に入れれば、切り絵ができます。

同じなのですよ。

 

みなさんは、その道具をなにに使うために生まれてきたんでしょうか。

 

皆さんが肉体を忘れてしまうのは、どんな時でしょう?

スポーツをしている時かもしれません

将棋をしている時かもしれません

手芸をやっている時かもしれません

それは一人一人が違うのです。

あなたが肉体を忘れてしまうことが、あなたそのものです。

あなたが「道具を使って何かをしている」のです。

 

歌うときに体があるのを忘れてしまうとしたら

あなたの体を歌わせている人はいったい誰なんでしょう。

 

好きなこと、夢中になれることを見つけた人は

体を忘れてしまっているから、年をとりません。

厳密には、老と死はもう少し深いプログラムなので、

歳はとりにくく、死ににくい、という程度ですが。

 

年をとることや、死ぬことが怖いのは、

道具を生きているからです。

道具を使って生きているんでははなくて

道具として生きているからです。

 

あなたは道具でしょうか?

違いますね。

ハサミを使うときに「あ〜はさみだ、ハサミだ」と感じながら使う人いません。

ただ「紙を切りたい」と思っているはずです。

あなたは、その道具でなにをしたいと思っているのでしょう。

 

おわり


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