自分に降参した先にあるもの

こんにちは、みくです。

暮らし系のVlogのYoutuberを見ていると本当に癒されます。田舎っぽいところで細々と暮らしている一人暮らしの人のVlogとか。ちょっとしか働かないミニマムライフ。熟年離婚した女性がお菓子や料理を作る丁寧な暮らし。エミューを育てるOL。

なんか、こういう可視化されてこなかった、一人一人の人生の記録に触れられるってすごい時代だなぁ。あとは、みんな「平凡な」とかついてるんだけど、すごい綺麗な映像やBGMでセンスが良く作ってる様子を見ると「すごい才能や〜」と思う。

そして、たまに気づくのです「あれっこの人アスペルガーかも?」とか。ご本人ももしかしたら気づいているのかもしれないし、表に出されてないだけで診断を受けているのかもしれませんが、そういうことばかりでもないのだろうと思います。

発達障害に限らず、どんな人でも「彷徨いながらも諦めず生きる場所を模索し続けた結果、その場所を見つけたんだな」っていうのがわかって。もちろんその場所も、まだ途中なのかもしれないけど、その”障害”と呼ばれかねないもの(つまり、個性なんだけど)と一緒に生きていくやり方を、どの方も見つけて、切り開いていっていて、すごいなと。

無理なことを頑張っている間は、例えば、それは正社員なのかもしれないし、結婚生活なのかもしれないけれど、自分自身の意地や、プライドもあるし、それはそれで、悪いことではないと思うのです。劣等感や罪悪感を感じないためにも頑張っているわけで。

でも「頑張っても無理だー!」って気づいて(それ自体は辛いことでもありますが)ちょっとずつ、やめていけば、意外と思いがけないところに生きる道はあったりするのかも。

既存の社会の価値観とうまく折り合いがつきにくい「自分」という障害(それが、先天的なものでも、後天的なものでも、気質や性格であっても)を、ちょっとずつ受容していった先に、うまく折り合える「安心できる居場所」みたいなものが見つかる。

大抵の人は、本当の心根は優しく、みんな人として素敵なんだよな。
それを「個性」と折り合えるようなやり方を探すことを教えず、ただ否定して普通を教え込むから、歪んでしまってルサンチマンから変な行動をしてしまっているだけな気がする。

誰のものでもない「自分の人生」ってきっと、頭で思い描いているようなキラキラなものでもゴージャスなものでもなくて、「もう私無理。こうせざるを得ない。」という場所にある、自分には当たり前なんだけど、社会的には全然当たり前じゃない場所にある。

青色の人は青色の人生。赤色の人は赤色の人生。「普通の色」っていうのは存在しない。普通の色なんて、全部の色が普通なのに。

でも普通の色を「この色です!」ってモデルケースとして設定されると、ついつい、普通の色になれない自分はダメだな〜なんて自分を責めてしまったりね。

まずは自分が何色か、しっかり見つけていく。その色は「ゲー!青じゃん!私、青嫌いなのに!」と言っても、変えられません。「青はヤダ、青はヤダ」と思っていると、どんどん、具合が悪くなってしまいます。(私のように!笑)

もう、青なんだよな。もーいいや!赤になれない!くそー、今回は青か!まあ、しょうがないやん!って。

ちょっとずつ、自分の色で挫けずに、人生を彩り始めて。

その先に、素敵な時代が来ると思う。
みんなの絵の具で、この世界をカラフルにしていこう。それは綺麗事じゃなくて、マジで、死活問題やねん。


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