宙に浮かぶ「共感空間」

こんにちは、みくです。

クライアントさんからの感想を紹介できて嬉しいです。また後日にも更新しますね。

一般的なカウンセリングの場合、話してるだけで解決するんかな〜と思われるかもしれませんが、共感しないとなかなか効果が出ないんですね。

私は共感というのは非常に霊的な行為だと思っているのです。

そして私はある時「共感だけでいいのではないか」と思ってしまったのです。つまり「言葉は必要最低限でいいのでは?」とね。(それがカウンセリング&ヒーリング!)

共感というのは「あ〜うんうん、ここね、これね〜これがこうなっちゃってるのね〜!」とカウンセラー側が、理解することです。

その時に言葉はいらないんです。
言葉がなくても「わかってもらった!」と感じることができる。

確かに、その人が何に対して困っていると感じているのか、を知るためには、言葉が必要です。それに対して「実際はここがこうなっているからこうなっているね。」と言葉で伝えるだけで問題が解決する場合もあります。

これを『伝え返し』と言います。カウンセラーが自我を捨てて鏡に徹して写っているものをしっかり本人に言葉で伝え返す。

それですらスゴーーーい効果がありますが、意識上のニーズを満たしてるに過ぎません(意識上のニーズを満たすことは大切です)

例えば「僕が死のうと思ったのは」という曲の歌詞では「僕が死のうと思ったのは、誕生日に杏の花が咲いたから」という歌詞があります。

で、クライアントさんが「誕生日に杏の花が咲いた」と言った時に、カウンセラーは「よかったですね〜」と言ったらいけないわけです。笑

(共感してたらまず言えないけどね喉が詰まって)

一般的には「誕生日に…」とか「杏の花が…」とかいうのが伝え返しとされていますが、これらは話を深めるための技法であって、共感の技法ではないんです。

話を深めると、クライアントの意識だけが暴走して収拾がつかなくなることがあります。(クライアントがフラッシュバックしている状態になってしまう)

心理カウンセリングは、話を深める技法ですが、私はもうこれを使いません。

「何を言いたいんだろう?」とわからない時、私は、もちろん待ちますが、その間、頭を空っぽにして、その人のエネルギーをちょんちょんと触る。

そうするとその後の展開が面白いことになる。

死のうと思ったのは「意識」です。

でも変容を起こすために、私が満たしたいのは無意識上のニーズなんですね。

なぜ杏の花が咲いて死のうと思ったかには、無意識に深い理由があるのですが、その深い理由というのは大抵はご自身が自覚がないです。

そこで、カウンセラーは共感を使って、私の場合、ちょんちょんとやる。

「あっ、死にたい…!あっ、生きたい…!?なんだこれは!?」と。

理解した瞬間に面白いことが起こるんです。

言語を使うとすれば「だめだ。あっ、すみません。違う、私には、葛藤が見えます。生きたいと死にたいが同じくらい強くて、それが死にたいくらいに辛い?」と伝え返します。

これが共感です。

最初の「だめだ」の時点でクライアントの無意識は満足します。

意識では「生きたいが同じくらい強い?」と不思議そうな顔をするかもしれません。

でも共感を使って感じたことであれば、そちらが正解なのです。そして、それを探りにきているからわざわざプロに相談しているわけ。

(頭で考えてわかるような話ならプロはいらないからね。)

全然違うものが共感によって得られるかもしれません。

それは「杏の花、と言ったときに、子供が見えるなぁ〜」とか。

「頭の周りがモケモケするなぁ〜」とか。

正解はないです。

共感を使っていれば、どれも正解になります。

共感を使ってないと、どれも不正解になります。

ここでクライアントと私は、安全に意識を保ちながら、深い催眠に入ります。

これがラポールです。

私はクライアントが無意識と対面できるように、クライアントの無意識を自分に憑依させるんです。

それがラポールです。

多分!

これは「芸」みたいなもの。

だから、いつまでも、会話している必要もなくて。

だから私はエネルギーを見たり触ったりしながら「あーここが、こうなってるから、こうね。」といつまでも会話だけせず、ヒーリングをやることにしました。

共感だけを、使うのです。

私は言葉が下手なんです。説明も下手です。マジで…。

クライアントさんはご存知ですが、いつも「なんて言ったらいいのか〜〜〜」って言ってます(笑)

だから、この手法は私には合っているのじゃないかと思っていて、クライアントさんたちの感想は、私に改めて「この手法を追求してみよう」という自信をくれました。


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