お金以外の借金を整理をしよう!

foggy lake

こんにちは、みくです。

生きづらさの根本には幼少期からの副腎疲労があるのではないかという話を昨日したが、よくある生きづらさには「実際にお金がない」「カツカツ」「お金を貯めるどころか借金がある」「何年生きてもお金が増えない」「お金の管理ができない」といったものがある。

お金が問題なく回るには、負債を減らして、資産を増やす、というのが当たり前の話であるが、結構、これが大変なことだったりもする。

だったらまず、お金以外の部分の負債を減らして、資産を増やす、ということに取り組む方がやりやすいと思うし、お金以上の効果を発揮する可能性が高いかもしれない。(そして最終的にはお金の貸借表も管理できるようになる)

という話を今日はします。

副腎疲労の最も大きな原因はストレスである。
そして負債とは、人生のストレスの総量を数値化したものである。
お金の借金がたくさんあるのに超幸せそうに何の不安もなく生きている人がいたとする。そいつは金銭以外の部分を含めると「自分は負債は少なく財産はすごい持っている」と、思っている人なのである。
そういう人の副腎は元気だw

じゃあ、お金以外に、どんな負債や、どんな資産があるんだろうか?

※負債とは何かというと「自分から力を奪っていく」「エネルギーを奪われる」事柄で、資産というのは何かというと「自分に力を与える」「エネルギーをくれる」事柄です。

①「もの」は負債であることが多い
お金以外の負債で打表的なのは「家の中にあるもの」。
物は、多くの場合、負債である。
特に誰が見てもわかるものとしては、使っていないもの、必要がないもの、使えないもの、いつか使おうと思っているもの。
よくあるのが一つの箱の中に「必要・よく使うもの」3個と「使わない・使いこなせないもの」7個が一緒にごちゃごちゃと入っている場合。
この場合は、資産が3であり、負債が7である。
なので、ここだけ見ると、貧乏。
その場合は負債を整理し、資産だけを残す。ボロボロでも、安物でも、資産は資産。(きれいにする必要も、高級品にする必要もなく、資産なのです。負債にはならないのでそのままで問題ないです。)

このように「資産」「負債」について整理していく作業が断捨離であり、その結果、資産が明確化し、負債は減っていき、ストレスが軽減する=貸借表が健全化する=副腎疲労が治るというわけだ。

お金持ちの家がスッキリして、庶民の家が物で溢れていることが多いのは、実はそのまま貸借表に反映されている。

別の言い方をすれば、貧乏人は「負債を資産だと誤解する」ことが多々あり、お金持ちは「負債を負債として認識できる」感性があるとも言える。

また、物を捨てると「スッキリする」「開放感がある」「自由を感じる」というのは、そのまま借金を返済した、負債を解消した時に感じる感覚と、同一なのです。

さて、関連して言えば「空間」もそうです。

例えば、「ものが少ない空間」というのは「贈り物を受け取って、すぐに使うことができる(それを資産に変えることができる)」、「資産の物が増えたときに、置く場所がある(自分に有益な趣味など)」といった「受け取る器」や「いろいろなことに対応できる余白」である。
つまり、空間は、資産である。

空っぽの場所はそのまま「資産」である。せっかくの資産。そこにうっかり負債をぎっしり詰め込まないようにするということが大切です。

②負債になる食べ物と、資産になる食べ物
お金以外に資産と負債を分けることができるもの、「何を食べるか」ということである。

食べ物にも負債と資産があり、負債が多い人の体は代謝が悪く不健康そうである(副腎疲労)負債が少なく資産が多い人のからだは、無駄がなく、痩せすぎや太り過ぎがなく、身軽そうである。
これはトレーニングやエステといったことと全く無関係だし、収入とも無関係です。

この場合は、有毒なもの、胃腸に負担なものや習慣が負債で、自分にとって滋養となるもの、消化器に負担をかけないものや習慣が資産である。

家の中に市販のお菓子があるような場合は負債です。あとはカップラーメンやレトルト食品、菓子パン、使いきれない食材なども代表的な負債です。災害用の備蓄は管理できていれば資産ですが、ローリングストックは油断すると負債化しやすいシステム。副腎疲労している人にとってはさらに小麦、砂糖、添加物が含まれる食べ物が、負債として計上されます。(副腎疲労している人は、人よりも負債を抱えやすいのです。これはお金にも反映されます。)

カルビーのポテトチップスなど、お金持ちの戸棚にはそれらが少なく、庶民の戸棚には入っている、というイメージもありますね。

外食なども多くは負債です。(友達と楽しく遊んで美味しいご飯を食べる、という交際費の場合は、その時間や関係性なども含め資産になる場合もある。)

資産になる食べ物は、人によって違いますが健康的で無駄がない食生活です。

「ちゃんとした料理」は意外と負債になることが多く(調理器具や調味料、時間や労力など)例えば、ほうれん草だったら、塩でソテーするとか、味噌汁に入れる、茹でて醤油をあえる、といったシンプルなものは資産に計上されることが多いです。(ただし、ほうれん草が消化できない体質の人にとっては負債です。)

一般的には、マグネシウムや亜鉛などのミネラルや、ビタミンが豊富で、加工されていない食品で、手間や時間がかからないものが「資産」になると思って良いでしょう。
白米よりは玄米の方が資産価値が高いのが一般的ですが、「玄米が不味くてテンションが下がる」とか「玄米を消化できるほど胃腸が強くない」という人にとっては一概に言えません。

体にいい食材は高くて無理、とよく言われますが、それは貸借表の概念を理解していないからです。負債の食べ物にいくらお金を払っても、増えるのは負債だけなのですから、そっちの方がよっぽど「お金が余って余って仕方がないのかな?」という感じになってしまう。資産となる食事は基本的に簡素な粗食を腹八分目ですから、少ない食費でも十分対応できてしまうのです。

なお関連したところで言えば、空腹は資産、満腹は負債とも言えます。

資産と負債のバランスを自分でしっかり管理することが大切です。

そのほかにも、お金以外で計算できる資産と負債は色々あり
③仕事
④人間関係
など「生活に関わるもの全て」が資産と負債で計上できます。

見分け方は単純に、資産は「自分を生きやすくしてくれるもの」であり負債は「自分を生きにくくしているもの」であります。負債は「毒」と言い換えることもできます。負債の総量が、資産を上回ってしまうことを人は「不幸」と呼ぶのかもしれません。

たまに「お金持ちでも不幸な人はいる」と言われるのは、お金の貸借表と、それ以外の貸借表の存在を、みんな本当の部分ではわかっているからです。

いずれも、負債を減らしていくことをすることが、生きることが楽になるための最も大切な一歩だということです。資産を増やすことを考えるのはそのあとです。まずは、負債を資産と同じくらいの量まで減らさないといけない。

みんな「お金持ち」になりたいのは、心の底では「この負債をチャラにして余りあるほどの莫大な財産を持てれば良い」と感じているからなのだと思う。確かに、使っても余るほどのお金という資産があれば、抱えている負債がだいぶ軽くなる可能性が高い。

でも実現したいのは「負債<資産」のバランスなのだとしたら、「資産を増やす」よりも「負債を減らす」方が圧倒的に簡単で多くの人にとっても現実的なのだと思う。

負債10に対して資産1のひとが、資産を20にすれば確かに負債の10がチャラになるが、方法は実は極めて少ない。(たくさん働くといっても、過労や時間的損失も「負債」だし)

だけど負債10に対して資産1のひとが、仮に負債を3まで減らせたとすると、資産が1のままでも、その恐怖感や不安感はグッと軽くなる。するとそのまま「あと1、負債を減らそう」「資産を1、増やすにはどうすればいいか」と考える余白ができて、負債2、資産2になれば持続可能な、いいサイクルに入れる可能性が高い。

そして最初は「負債かと思って、資産を捨てちゃった」とか「資産だと思っていたものが実は負債だった」などということが多発of多発なので、それらにめげない根気が大切です。

これらの「人生の貸借表」の、膨れ上がった負債を整理し、その後、資産をどうすれば増やせるか知恵を絞ることが、実際の「経済的・金銭的な」貸借表にも反映されるのではないかと睨んでいます。

そして人生の豊かさとは、決して「お金」や「経済的な豊かさ」ではなくて、衣食住や、時間や、食べ物(健康)、人間関係、仕事などの全てを総合してみた時に「黒字」になっていることなのではないでしょうか。

「お金よりも大切なものがある」、というのは、綺麗事ではなく、その通りだったのです。借金まみれでも超ハッピーにみんなに愛されて死ぬ人というのは、実は「お金(資産)持ち」なのです。
しかしまあそういう傑物ではない、一般的な我々にとってはお金も大事な人生の貸借表の一部ではありますが。とにかく、お金を「特別扱い」することが問題なのです。

特にトラウマさんの抱える最大の負債は、おそらく「お金」ではなく「副腎疲労」です。(「お金持ちのトラウマさん」との臨床が思い出されます。)それを解消すると一発逆転の「黒字化」も夢ではないのです!

人生の貸借表を整理することは、多くの場合お金はかかりません。

それどころか、お金で解決できるものの大抵は「負債」になることが多く、「資産」になることが圧倒的に少ないのです。

だからこそ、我々はお金以外の手段で、自身の負債を解消していく工夫をすることが大切です。その行為を通して、私たちは「資本主義経済にシャブ漬けにされた状態」を脱却して本当のお金持ちになっていくことができる。
そうすることで人生貸借表の借金漬けの生活から抜け出すことができる。

それはいくらお金があってもダメなのです。

ということが断捨離を通してわかりました。

(全て仮説です)


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