門番さんがゆるい?

こんにちは、みくです。

極端な食事制限や糖質制限、あるいは不食などについてよく「危険だ!」というふうに言われる。
時には専門家からも言われるが、あれらって本質的には脱社会への発作なんですよね。

それ以外にも、例えばこれまでの常識を覆すような論客が出てくると、狂人扱いされてしまったりする。
それも発作なんですよね。

断捨離やミニマリズム、自然農や自然療法などにも、同じような発作を見かける。

私は脱社会の本質は「災害」だと思っている。

災害時には、普段見えなかったけど実は自分が依存しているものや、信じているもの、当然だと思っているもの、つまり、自分の人生を水面下で一部支配しているものが、炙り出される。

食事療法や断捨離、自然農などは、それらの「災害」を人為的に自ら起こすような、ある種、狂人的な手法だから、反発が当然あるのだと思う。
「これってあるのが当たり前だと思ってたけどなくてもいけるかどうか」という話である。「想像すらしたくないよ」「これまでを否定するのか」という発作が起きるんだろう。

脱社会というのは人々の村八分にされる恐怖や自分自身の弱さ、欲望などを炙り出してしまう。それが発作になってさまざまな感情的な意見が出てくるんだと思う。

かつてそれを「門番さん」と呼び、我々を社会から離脱しないようにしているバイオロボットで、発作は、門番さんに思考を乗っ取られてIQ3になってしまう現象だとも言ったことがある。

その点、災害というのは強力で、門番さんを破壊してしまう力がある。全員にではないけれど。

以前社会起業家の塾にいたことがあったんだけど、多くの起業家の動機が311の時にあったのも興味深い。

なんとなく「このままの文明の方向性でいいのか」とか「この社会の向かう先は大丈夫なんだろうか」とか「私にできることはなんだろう」とか感じた人はきっと多かった。コロナでも同様。それって発作を起こさず脱社会の思考をしていることになる。

門番さんがずいぶん最近ゆるくなったみたいだ。
相変わらずみんな(私も)発作も起こすが、しかし何か、なんだろう。
夢が叶いやすくなった感じがする。

その夢は、常識や、教育された固定観念などがあると叶いにくいが、なんだか今は「憧れのスターと仕事をしたいと思ってたら仕事ができた」とかそういう類の話がすごく多くなっている気がする。
夢だったことが夢じゃなくなってきている。

門番さんがいなくなったとは言わないけど。
あとは、門番さんがゆるくなったところで自分のやりたいことが叶うのは思いがけない方向性だったり道順だったりするけど。

心が自由になっていく。急に、いろんな人のいろんなことが、報われだしてる。そんなふうに感じる今日この頃です。


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