こんにちは、みくです。
損をこれ以上生まずに、損をどんどん切っていけるようになるにはどうすれば良いか?ということを毎日考えています。そこで重大な気づきがあったのです。
<損=感情行動=存在価値の揺らぎ>だと。
詳しくは今から説明します。そして最後に、改善方法を損切りワードとしてこの記事でご提案いたしますので、ぜひお読みください。
損切りで切りたい「損」とは何か?ということを一言で表現できることに気がつきました。
損とは、感情で行動してしまった「結果」です。
人は、感情で行動してしまう時があります。
ポジティブな感情も、ネガティブな感情もです。
不安から行動したり、焦った、怒った、舞い上がった、興奮など、感情からくる行動で、損が増えます。
では、そもそも、どうしてそのような感情が湧いてくるのでしょうか?
ここが、前回の記事の、価値が上がったり下がったりするという幻想に繋がります。
つまり、感情の根っこには、存在価値の揺らぎがあります。
「価値が上がるかも」と思って飛びつき「価値が下がるかも」と思って恐怖します。そしてその感情によって行動することで、人は損を増やします。
存在価値が揺らぐ人ほど、感情に振り回されるようになり、結果として含み損を抱えやすいです。
つまりこれが、損=感情行動=存在価値の揺らぎ、ということです。
では、このことに基づいて「夢を諦めるかどうか」ということを例に考えてみましょう。
あなたには、なんらかの夢があると思います。(具体的なものでなく、もっと楽に生きたいとか、幸せになりたいとかでもOK。)
結論からいうと、それは、諦める必要は全くありません。
この場合、諦めることは、損切りではありません。むしろ逆です。
あなたが「欲しい」と思ったものは手に入るから「欲しい」と思ったんだし、あなたが「なりたい」と思ったものには、なれるから「なりたい」と思ったんです。
ただ問題は「手に入らなかったらどうしよう」とか「できなかったらどうしよう」といった感情の問題です。
これらの感情が湧きやすい人にとって、夢というのは、諦めてしまった方が楽なものになります。
追いかければ、追いかけるほど、「上手くいったら価値が上がるかも」とか「ダメだったらもう価値がないってことだ」とかいう感情が湧いてきて、感情で行動することになってしまうからです。
感情で行動すると、結果はうまくいきません。
その結果「私には向かないんだ」とか「どうせ無理なんだ」と諦めてしまう。
でも、諦めて、これで楽になったはずなのに、なぜか以前よりも、怒りと執着が増している気がする…そのことに関するものを、見るのも辛い…。
それが「損」です。
怒りや執着といった感情から「諦める」という行動を取ったため、損が増えました。
おそろしいですね。感情行動の結果、上手くいかなかったものを、なんとかしたくて感情行動を起こし、どんどん苦しくなっていく。
負のスパイラル。
諦めても辛い、諦めなくても辛い、どうすればいいの!という板挟みに引き裂かれそうになります。
ここで大切なので再度まとめますと「夢そのものは間違ってない」「あなたに向かないわけではない」「諦めた方がいいわけではない」のです。
そうではなくて問題は「感情によって行動する」という部分にあります。
感情が湧くこと自体は問題ではないのです。
大切なのは、その感情に「待った」をかけること。
行動に移す前に、一呼吸をおき、感情を観察することです。
そこで、感情に待ったをかける損切りワードを2つ考えました。
①「未来はどうなるか誰にもわからない」
②「どうせ最後は全部が手に入る」
こちらは、セットでお使いください。
詳しく解説しますね。
「未来はどうなるか誰にもわからない」
未来のことは絶対に、逆立ちしても、誰にもわかりませんよね。
なのに感情が湧いていると、未来をなんとか予知しようと苦心したり、勝手に「今回もそうなる」とか「こうなったらどうしよう」とか決めつけます。また先手を打ってなんとか回避しようとあれこれ画策したり。これを沈静化します。
「どうせ最後は全部が手に入る」
感情が湧いているとき、人は自分の価値をあまり感じられなくなっているようです。そのため、今持っている価値や、これから手に入るはずだった価値にしがみつこうとする心理が強くなります。ありがちなのが「早くしなきゃ!」とか「絶対に今しかない!」という偏った視野で暴走している状態。これを沈静化します。
人が感情で行動してしまう時というのは平たくいうとパニックになっている時です。
例えば、仕事に遅刻しそうでめちゃくちゃ焦っている状態を想像してください。
まず「遅刻したら自分の価値が下がる」という恐怖にストップをかけるのが①のワードです。そして「ちゃんと出社したら自分の価値が上がったのに」という欲にストップをかけるのが②のワードです。
天才かよ。
パニックになっている時は、大抵「上げ」「下げ」の両方の感情が絡み合っている時です。
①の言葉を唱えると「もしそうなったとしても自分の価値が下がるとも限らないぞ」という思考に脳が切り替わります。遅刻するかどうか、ということはわからない、という意味にもなりますし、遅刻が確定していた場合は、遅刻した結果、逆に何かいい目に遭う、ということもあり得ます。
②の言葉を唱えると「自分が欲しいもの(この場合、上司の信頼とか)」は、今日この瞬間には手に入らなくなったように見えたとしても、その先の未来でしっかり手に入れていけばいい、という頭に切り替わります。そうすると、変に言い訳せずしっかり謝れて、その結果上司から信頼されていることがわかった!といったコースになったりするわけ。
何かがうまくいかないのは、感情で、勝手に決めつけて、それにもとづいて早合点で行動してしまうから。
しかし①、②を唱えると、決めつけるのをやめることができ冷静な状態に戻ります。その結果、なんと「全てを手に入れることができる」んです。
つまり「下がるかもしれない!」と思っていた価値は下がらず、「上がらないかもしれない!」と思っていた価値は上がるという!
まさに濡れ手に粟の倍々ゲームの始まりなわけです。
こんなの、坂道を転げ落ちるように幸せになってしまう。
アッパレ!
最後に注意事項:
今日の記事の内容はかなり核心部分を刺しています。言葉の意味は理解できても内容の理解は難しい可能性があります。(門番さんによって、さらっと読み流してしまう、記憶から消える等)
そのため、2つのワードをメモしておき、ネガティブでもポジティブでも感情が湧いたらそれを唱える。「今、人生の転機なのでしっかり舵取りしたい」という方は、1日100回でも200回でもずっと頭の中で繰り返し唱えてみてください。そして実践しながらこの記事を繰り返し読んで理解を深めてください。
また、波動上げを実践されたことがある方ならこの言葉を唱えているうちに視界がクリアになって丹田に意識が落ちてくるあの特有の感じがやってくることがわかると思います。個人的には、波動上げと同等かそれ以上の効果があります。
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