宗教だった②

こんにちは、みくです。

昨日からの続きです。

それで「思い出せ教」は宗教ということがわかりました。

そして、これは「上げ下げ教」をやめるための宗教だということも述べました。

思い出せ教では、

・教義:自分の価値を思い出せば全てがうまくいく
(上げようとしなくても下げようとしなくても価値はある
・宗教的儀式:損切り(「上げ下げ教」をやめる

という形式があります。

これは心理学ではなく、宗教なんです。

そもそも、心理学は価値上げ下げ教の中から生まれた学問なので、価値上げ下げ教を脱出しようとする行為には使えないんです。

学問というのは、その前提に宗教があります。つまり学問で宗教を攻撃するというのは、イクラが鮭を攻撃しようとするようなもので、それ自体が矛盾するものなんです。

だから「価値思い出せ教」は心理学はなく「宗教」なのです。

また、宗教の定義のひとつとして、現時点では科学的に証明できないものを起源として扱うということがあります。

例えば「神はこう言った」ということだったり「先祖代々の言い伝え」ということだったり。因果関係を証明しようのないことですね。

価値思い出せ教の神話では
「神は『人間は神の子なんだから、自分の価値を思い出して、自分で自分を救って欲しい。自分らしく好きに自由に創造して欲しい。』と言っていた」
とします。

しかし、「なぜ自分の価値を思い出したら人生がうまくいくのか?」ということの根拠には科学的なものは一切ないんです。

その辺の一般人(みく)がブログにそう書いてた、という根拠しかない(笑)

根拠はないのに「自分の価値を思い出したら人生がうまくいった」という体験に再現性があるのです。だから、みくの手を借りて代弁された神の意見は、どうやら正しいらしい、と推定される。

ね?完全に宗教でしょ?

一方で、昨日の記事で「価値上げ下げ教」の話もしました。

価値上げ下げ教の教義は
・自分の価値が上がると幸せになれる
・自分の価値が下がると不幸になる

です。

そして、宗教的儀式は
・価値を上げようと頑張る
・価値を下げないように頑張る
です。

それで、その根拠となるものには科学的根拠は一切ありません

誰がそんなことを言い出したのかは不明です。

しかし、自分の価値を上げようと頑張ると、他人から羨ましがられたり、立場が上になったり、他人から搾取できるようになったり、自由になったり、偉くなったりできることがあるので、頑張ったらいい思いができるのは確からしい。
逆に、その頑張りをやめて、自分の価値をどんどん下げてしまうと、他人から蔑まれ、身分が下がり、困窮してしまう(と言われているが、頑張るのをやめるのは怖いのでやってみた人が少なく、再現性があるかは不明)と信じられている。

つまり、これは、宗教なんです。

その神はなんて言ったか。

「人間には価値がないので、頑張って価値を上げないと幸せになれないし、価値が下がると不幸になるよ」です。

(そしてこれが今の日本の「国教」です。先進国はこれを「国教」にしている国じゃないと入れません。今の地球ではね。)

つまり価値上げ下げ教と、価値思い出せ教は「前提として価値がある・ない」という点で真っ向から対立する宗教ということです。

それでね、これがニーチェが「キリスト教」を攻撃した理由なんです。

  • ニーチェ→キリスト教
  • 養老孟司→脳化
  • アナスタシア→オカルトの催眠
  • アシュタール→悪魔崇拝
  • 仏教→宗教
  • 心屋→努力教

私を自由にしてくれた人たちはみんな同じことを言いたかったみたいなんです。

けど私は頭が悪いから、ニーチェとか、養老孟司が言ってる理論的な話は理解できなくて。仏教やアナスタシアは、私は根性がなくてなかなか実践できなく、心屋は価値上げ下げ教の言葉が混ざっているから混乱しちゃって理解できなくて。

彼らが命懸けで布教し続けてくれたのに、私は、洗脳が解け切るまでは行かなくて。

でも神様(?)は、彼らを通じて、いや、それだけではない、ありとあらゆるものを通じて、こんな本当にどうしようもないエゴまみれの人間に対して「そんなあなたにも価値があるのになんで気づかないん?バカなん?」と、ばか多い量の愛を注いでくれていて、私はそれでようやく目が覚めたようなもんなんです。

それで、その神様は、それまで信じてきた白い髭が生えてて杖を持ってるお爺さんとはだいぶ違う感じの存在だったので「あれ!これはあのお爺さんの言うことを聞いているとダメかもしれない!」と感じました。

だから、私はそのことをブログに書き始めたのです。

そして「損切り」が生まれました。

(続く。あと1話)


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2 Comments

  1. アクアマリン says:

    爽快痛快な宗教宣言(?)、ますます連日、世界がクリアになっていく感覚で読んでいます!

    「つまり学問で宗教を攻撃するというのは、イクラが鮭を攻撃しようとするようなもの」

    まさに!
    山中をゆっくり登って歩いていて、急に視界の開けた高みに出たみたいな一言です。
    こうして、使い古された神話の中の色々な体系が丸ごと、次々に列車の車窓から通り過ぎた背後の風景みたいに過ぎ去り、もう振り返る必要のないところへ散り消えるような気がしています。どんどん、軽くなる感覚です。ありがとうございます♡

    1. コメントありがとうございます☺️痛快愉快!なーんだ、宗教でいいんじゃん!ってね(笑)

      さあ、これから、さらに、どんどんいくよ〜!
      邪教の呪いどんどん消すよー!

      まだまだ上昇しまーす!
      本機はもう戻りませーん✈️
      しっかりつかまっててねー!

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