アンダーテール

こんにちは、みくです。

ゲーム実況をたまに見るのですが、少し前にアンダーテールというゲームが好きになり(やったことはないのですが)ゲーム実況を何度も見てしまったことがあります。

それで、どんなゲームなのかというと、ネタバレになるんですけど。

RPGのゲームなんですけどね。
「敵を1体も殺さないでクリアする」ゲームなんです。

なぜなら敵のモンスターは実は「ただの善良な市民だから」。

でもゲームスタート時にはそのことが明かされていません。
そして「攻撃」して「敵を殺すこともできます」。

そのため「これは普通のRPGゲームだ」という先入観があると最初に敵を殺してしまう。
でもコマンドには「説得する」とか「話しかける」とかそういうのもあるの。

これってすごい風刺だなぁって思うんです。

本当はモンスターたちは「ただの優しい世界」を生きている。
まあ性格とか外見はみんな違うけどね。妖怪だけどね。

でも前提に「これは敵を殺すゲーム」というマインドセットがあると、それが「優しい世界」だと気付けない。

疑心暗鬼になってしまって「ただの優しいモンスター」に「騙されてるんじゃないか?」「殺して経験値を上げないとラスボスを倒せないのでは?」なんて疑ってしまう。

そして殺してしまったら、ハッピーエンドは見れません。

間違った認識に基づく間違った行動が、間違った結果を生みます。
そして1匹でも殺してしまったらその記憶はセーブデータを消しても永遠に残ります。

それで、このゲームは取り返しがつかない。

でも、実際の人生には「取り返し」がつくようにできている。

私たちは、前世で、確実に1人以上の人を殺しています。

それは間違った認識に基づく間違った行動でした。

しかし、私たちはまた「人間」に生まれてくることができた。

人間の唯一の特権は「自由意志」です。

自由意志を使うと、私たちは過去のカルマを精算することができるようになるのです。
正しい行いをすることによって。

正しい行いを選択する自由は、人間だけの特権です。

神々はその特権を持っていません。彼らは「間違った行いをできない代わりに正しい行いもできない」のです。
動物はその特権を持っていません。
彼らは「自分が正しいか間違っているかを考える自由もない」のです。

でも人間は自由です。

(なので、モンスターと戦いまくる人生を生きていいんです。人間には、自由意志がありますから。その因果は、あくまで自らが引き受けるものです。)

それでね。

正しい行いとは。
今生きている私たちが「あ、ここは平和なモンスターの国なんだ」って気づくこととなんです。

するとカルマが消える。
これはすごいことですよ。
大宇宙が響き渡る瞬間ですよ。

問題になるのはいつだって「これは普通のRPGゲームだ!」という先入観です。

その「普通」を作った存在による、巧妙に仕組まれた罠なんです。
イリュージョンによって仕組まれた罠なんです。

そして
「自分が何と戦っているのか」
ということを見破るのが損切りです。

それがわかると、緊張が解けます。

「全て自分の勘違いだった」とわかります。
ホログラム相手に戦っていたと気づきます。

でも後悔する必要はありません。
それに気づくだけで、心はもう治っているからです。

後悔は、心をまた傷つけてしまいますから、損切りの対象です。

そして。

ホログラムを最初に作ったのも。

やっぱり「勘違い」だったんです。


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