こんにちは、みくです。
「意味がないのならば、存在価値がない」というのがニヒリズムという感情の元になっている「損」だということを昨日の記事ではお話ししました。
「意味」から解放されるとすごく楽になります。
「意味がないなら、私の価値が下がる」
「意味があるなら、私の価値が上がる」
というのは「損」です。
つまり自分の存在価値をそこなう、間違った思い込みです。
「意味」というのは「解釈」ですから、そこに存在価値はないんです。
意味というのはどこまでいっても思い込みの世界です。
だから、本当は逆です。
意味がないなら、そこに存在価値がある。
意味があるのなら、そこに存在価値はない。
皆さんは「自分が存在する意味ってなんだろう?」とか「この人生に意味があるのだろうか?」とか考えたことがあるかもしれません。
それってすごい悩みなんです。
実はそれらの疑問の元になっているのは、感情なんですね。
自分が存在する意味があって欲しい。
この人生に意味があって欲しい。
それはなぜなのか?
苦しいことばかりだから
嫌なことばかりだから
なんです。
ではなぜ苦しいことばかりなのか?嫌なことばかりなのか?
あなたの中に「損」があるからです。
だから不快な現実に対するレジスタンスから、意味を求めてしまうんです。
その手前には「損」があるんです。
意味のない私にこそ価値がある。
もう意味を求める必要はないんです。
これでとっても楽になりますよ。
もはや上下教の洗脳は、完全に解けてしまうんです。
例えば失敗するのが怖い!と考えている人がいるとします。
しかし何を失敗と決めるかというのは完全に自分の解釈でしょう?
ある人は「ハエを殺してしまった!失敗した!」と思うしある人は「あのハエを殺しておけばよかった、失敗したな」と思うわけです(笑)
そのくらい各人の解釈はテキトーってこと!
だから失敗するのが怖いという「失敗」という言葉の「意味」は「ない」んです。
もし「意味」が「ある」とすればそれは全て「思い込み」なんです。
だから「意味」を損切りすれば上下教の洗脳は全部切れます。
ただ、最初から意味を切ろうとしても難しい。
だから初めは、もっと手前にある損から切っていくのです。
この例であれば手前にあるのは
「失敗しても私の価値は下がらない」
「成功しても私の価値は上がらない」
という損切りワードです。
手前にある損を切ると、集中力と気づく力が育ちます。
集中力と気づく力を育てる目的は、さらにシンプルで奥深い損を特定するためです。
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