2種類の思考

こんにちは、みくです。
損切りでは自分の悩みを分析したり感情について観察したりと、リラクゼーション法のわりには考えることが色々あります。

ここで人間の思考についてお伝えしたいのですが、人間の思考には2種類あります。

頭で考える思考と、心で考える思考です。

どんな人でも、この2種類を使って普段生活しています。
頭で考える思考だけの人はいません。
心で考えたことないよ!って思う人もいるかもしれないけど、気づいてないだけです。

ガソリンと水素のハイブリッド車みたいなものです。

どっちでエンジン(思考)を動かすかの切り替えスイッチは、
安心しているかどうか自動で切り替わります。
(直接コントロールできません)

なので、あなたが安心して考え事をしているときは、必ず心で考えています
逆に不安や心配事など、緊張した状態で考えているときは、必ず頭で考えています

そして、出てくる答えは真逆です。

なので、損切りをしている時に、心の抵抗が出てきたら、考えてはいけません
なんか変な方向に行ってしまうからです。
頭の思考で考えていると、自分にとって必ず不正解を導き出します。

必ずです。100%不正解です。

なので、心の抵抗が出てきた時は、つまり緊張がある時は、まず自分を安心させることが大切なんです。

安心させることに成功すれば、はじめて、考えたり、分析したり、観察したりという知的な行為が可能になります。

安心感ない時は、あなたはお猿さんのような感じなので、知的な行為はできてるようでできてません。
ここに関しては、もっと自信を失って欲しいです(笑)
100%失敗するからです。

私は常に考えられるんだ!
という自信を失ってください。

あなたは、常には、考えられません。
あなたは、安心した時しか、考えられません。

それから、心の抵抗自体を分析したり考えたりすることは「損切りトラップ」と呼ばれる魔境です。

損切りに取り組んでいる時に出てくる、あらゆる不快は全て心の抵抗です。
不快な症状、不快な気持ち、不快な体感、不快な出来事は、全て心の抵抗です。

心の抵抗は、それ自体には意味がありませんから分析しても無駄です。
いえ。一つだけ意味がありました。

それは「自分をちゃんと安心させてよ!」という意味です。

それ以外の意味はありませんから。
分析する必要はありません。無駄です。
絵に描いた餅の味を予想しても意味がないです。

心の抵抗を無くそうとすると、「損切りトラップ」にハマってしまいます。

心の抵抗は無くそうとするのではなくてそれに対して自分をいかに安心させてあげる言動が取れるかに全フリすることが正解です。

だから鎮静呪文を使ったり、あの手この手で、自分をまずは安心させてあげてください!


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